F.Ko-Jiの「一秒後は未来」

【ネタバレ】映画『君の名は。』鑑賞2回目感想 – 組紐と巫女舞

同じ映画を映画館で2回観ることは滅多にないのですが、小説を読んでどうしてももう一度見たくなったので、ちょうど公開から1ヶ月目の日に2回目の鑑賞をしてきました。

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今回の記事は、2回目の鑑賞で何を見たかったのかというところを中心に書いています。ネタバレ込みなのでまだ鑑賞してない人は読まないほうが無難です。

組紐と巫女舞

1回目の鑑賞では完全にスルーしてしまい、小説版を読んでみて初めて「ああ、そうだったのか」とその設定に感心した部分がありました。

人はそれを記憶に留めようとする。なんとか後の世に伝えようとする。文字よりも長く残る方法で。彗星を龍として。彗星を紐として。割れる彗星を、舞のしぐさに。

小説 君の名は。 (角川文庫)より引用。

これは第五章の最初のほうに書かれているのですが、これにあるように組紐は彗星を意味し、宮水神社の巫女舞は彗星が2つに割れる様子を表現しています。

映画の最初のほうで「繭五郎の大火」についておばあちゃんが話すシーンがあります。1回目の鑑賞ではその部分を少し聞き逃してしまっていたので、宮水神社に伝わる組紐や舞の意味を誰も知らないということを把握できないまま鑑賞してしまっていました。繭五郎の話にもきちんと意味があったんですねぇ。

というわけで今回の鑑賞の目的の1つ目は「舞の振り付けを確認すること」でした。三葉と四葉が踊る舞は、しばらくの間2人とも同じ所作を続けます。そして舞の最後だけ、2人の手の動きが左右対称となり、彗星の核が割れる様子を表すかのように広がっていく振り付けとなっていました。ちゃんと表現されている!と1人感心しました。

ところで組紐の意味のほうはどうかというと、こちらもきちんと映像で表現されています。瀧くんが口噛み酒を飲んだ後のシーンで、彗星の尾が龍の姿になり、組紐へと変化するような様子が描かれています。組紐の色がオレンジと赤で、そしてやや水色が入っているのも、彗星の色を表していたんですね。

言の葉の庭

何度も『言の葉の庭』を見ていたので、『君の名は。』に登場する古文の先生が雪野先生っぽいなと感じていましたが、はっきりとそれと分かるようなものはありませんでした。しかし小説を読んでみると先生の名前が「ユキちゃん先生」になっているではないですか。調べてみると担当した声優さんも雪野先生と同じ花澤香菜さんだったそうで、なかなかニクい演出をするなぁと。ちなみにエンドロールで確認したらきちんと「ユキちゃん先生」と出ていました。

あともう1つ「言の葉の庭」ネタとして、「君の名は。」 感想雑記(ネタバレ・随時更新・聖地巡礼のご参考に) : T.Kamo de Tokyo で知ったのですが、瀧くんのバイト先のお店の名前「IL GIARDINO DELLE PAROLE」が「言の葉の庭」をイタリア語にしたものだそうです。これは2回目の鑑賞後に知ったので見逃してしまいました。

最後に降りた駅

さて、ストーリーは色々あって、最後に瀧くんは新宿駅で、三葉は千駄ヶ谷駅で降ります。1回目の鑑賞後は記憶が曖昧で、てっきり2人が逆方面に向かう路線に乗っていたと思っていました。つまり瀧くんは総武線を新宿方面へ、三葉は四ツ谷方面へ乗っていて、電車のすれ違い様に凄まじい動体視力によってお互いを発見したのかと思っていたのです。

が、2人の乗っていた電車は並走していましたね。。なので正しくは、瀧くんも三葉も新宿方面に向かう電車に乗っていたということになります。つまり、瀧くんは四ツ谷から新宿方面へ向かう中央線快速に、三葉は同じく総武線各停に乗っていたはず。

だったら、新宿駅と千駄ヶ谷駅で降りたのなら、なぜ、代々木近辺で出会わなかったのか!!(笑)

新宿駅と千駄ヶ谷駅で降りたにもかかわらず、最終的に四ツ谷駅に近い須賀神社でお互いを見つけることになります。三葉から見て、瀧くんの降りた新宿とは逆方向です。ということは三葉は四ツ谷方面に走ったということになるのでしょうか。瀧くんはおそらく代々木あたりで出会えると思ったに違いないのに、四ツ谷まで走ってお疲れさまでした。

小説 君の名は。 (角川文庫)
小説 君の名は。 (角川文庫) (新海 誠)

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著者について

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F.Ko-Ji

Webエンジニアやってます。最近は ドットインストール の開発がお仕事です。その傍ら、個人で Meity電車遅延なう梅酒.in#グラドル自画撮り部 の部室といったネットサービスを開発・運営してます。梅酒と草野球とリアル脱出ゲームが好きです。

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