山手線はネットカフェになりうるか
まさにYahoo!が低価格でADSL市場に参入してきた時と同じような印象。NTTコミュニケーションズのHOTSPOTが月額1680円なので、価格は約三分の一だ。ちなみにYahoo!BBモバイルはYahoo!BB会員限定で無料試験中。
使う人にとっては安ければ安いほどありがたい。しかし公衆無線LANを利用する人がそんなにたくさんいるだろうか?利用するのは営業のビジネスマンあたりか、出張で東京にくる人たちか。通常、数日の出張で月額料金を払うのは勿体無いが、この料金だと安いものだ。
一方普通の人の場合、ノートパソコンを公衆の面前で広げることに、まだまだ躊躇してしまう。小さな携帯電話の画面でさえ、覗き見防止シールを貼っているのだから。公衆無線LANの利用者を増やすには、多くの場所で安く使えるのも大事であるが、公衆の場所に如何にプライベートな空間を作れるかも大事だ。例えば後ろから画面を覗き込まれないように、壁を背に座れるような場所があるとよい。パソコン画面は確実にプライベートな空間である。
さて、この記事を読んで気になったことは、山手線に延々と乗っていれば、延々と無線LANが使い放題になるのか?ということだ。さすがに電車で移動すると無線LANは途切れてしまうだろうか。130円で乗車して、月額525円でネット使い放題。食事は途中の駅中で。山手線が大規模なネットカフェになってしまうのも面白いかもしれない。
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