パ・リーグのプレーオフについて思うこと
2005年6月27日の記事にも書きましたが、プロ野球パ・リーグのプレーオフは厳密なプレーオフではありません。
昨日、ロッテがプレーオフで優勝を決めました。これでシーズン2位のチームが2年連続で日本シリーズに出場することになりました。それを受けて、パ・リーグの会長が制度見直しを示唆したそうです。会長曰く、「5ゲーム差(で1勝)のアドバンテージが厚い壁になっている。理事会では1年ですぐに変えるのはまずい、ということで2年やったが、議論の余地はある」とのこと。
しかし、これはどうなのでしょう?シーズン1位のチームにプレーオフでも優勝してほしいという意味に取れます。だとしたら、プレーオフは必要ありませんよね。あえて異論を無視すると、プレーオフはそもそも2位や3位のチームにも優勝の可能性、日本シリーズ出場の可能性を与えるためのプレーオフだったのではないでしょうか。それなのに、2年連続で1位チームが優勝できなかったというだけで制度を見直すというのは如何なものかと思います。
しかし、制度の見直しには賛成です。パ・リーグのプレーオフ制度は、即刻廃止すべきです。どうしても実施するなら、前半戦1位と後半戦1位が総合優勝をかけて争うという、以前実際に存在したプレーオフ制度がよいのではないでしょうか。
コメントを残す