遠路はるばる
筑波大学のオープンカレッジに行ってきた。内容はGoogle Maps API、Google Gadget API、Google Desktop SDKの紹介と簡単なプログラミング。Google Maps APIの講演で使われたサンプルはここにあるけど、そのうち消えるかも。
つくばエクスプレスで遠路はるばる行ってきたわけだが、今週月曜日に半蔵門で同じ内容の講演が行なわれていたのを知ってちょっと萎えた。懇親会もあったみたいだし。
Google Maps APIの質疑では「Google Maps APIはずっと無料で使えるのか?」という質問が出た。講演者のChris Atenasioは「ポイントは二つあって、そのサイトが有料でないこととパブリックであることが条件である。」と述べていた。イントラネットで利用するにはGoogle Maps for Enterpriseを使う必要がある。しかし、現在日本では提供されていないようだ。詳しくは実は企業に最適? Googleのエンタープライズサービスを分析するでも説明されている。
また、今後有料化するかどうかについては、「ビジネス化する場合はユーザに迷惑をかけない手段でおこなう」と述べていた。また、日本のGoogle Maps APIでジオコーディングが正式サポートされたこともあって、ジオコーディングに対する質問も多かった。Chris氏曰く、あれはミステイクだったそうだ。
GadgetやDesktop Gadgetの作成も容易であるという印象を受けた。基本的な書き方さえ分かれば、あとはJavaScriptで自由に記述できる。しかし、Desktop Gadgetのほうはクールなデザインが求められるので、デザインをあまりしない人にはそこが難しいのではないかと思う。
GadgetはすでにGoogleのパーソナライズドホームページに大量にリストアップされている。GoogleがインデクシングしているRSSフィードなら検索して簡単に追加できるが、単純にフィードを追加するだけでなく、Gadget APIでフィードを取り込んでそのデータを元に加工して表示することも容易なようだ。時間があったら作ってみますか。
Google Maps API
http://www.google.com/apis/maps/
Google Gadgets API – Overview
http://www.google.com/apis/gadgets/index.html
Google Desktop SDK
http://desktop.google.com/dev/
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