未来予言者が犯した過ち
数日前に日テレで放送されていた「FBI超能力捜査官 第12弾」という番組に、ジョセリーノという未来予言者が出ていた。彼はアメリカのテロや日本の重大事件までも何年も前に予言していたそうで、Wikipediaにも項目がある。
彼は「予知夢」を見るそうで、夢の中では事件の場に居合わせるという。犯人や被害者の名前や日付も正確に分かるらしい。
番組の中では、長崎市長である伊藤一長氏が銃撃された事件までも数年前に予言していたそうで、数年前にそのことについて書いたという予言書(?)には、「Nagasaki」や「Itcho Ito」という文字が書かれていた。
しかし、そこに不可解な点がある。
夢の中で名前を知ったのなら、そこは日本なのだから「いとう いっちょう」と聞くはずである。「いっちょう いとう」ではない。しかし予言書(?)には「Itcho Ito」と書かれてあった。これはおかしい。
どうしてわざわざ「名前が先で名字が後」という順に直したのか。夢でその場で見聞きしたのなら、そのまま名字を先に書くのが自然だ。それなのに「名前・名字」の順で書いたということは、英語で報道されたニュース記事を見て書いた可能性が高い。
ってまぁ信じるのはあなた次第。
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