カレンダーの情報から検索結果を再順位付けするMicrosoftの検索特許
ちょっと面白そうな記事があったので紹介します。
» Sphinn – Microsoft on Reranking Search Results Based Upon Your Calendar
記事の本文が書かれているのは以下のサイトです。
» Microsoft on Reranking Search Results Based Upon Your Calendar -SEO by the SEA
この記事ではMicrosoftの「カレンダーに基づいた検索結果の再順位付け」に関する特許が紹介されています。Googleの特許がブログで紹介されているのは何度か見ましたが、Microsoftの特許が取り上げられているのは私は初めて見ました。
記事で取り上げられているMicrosoftの特許はこちらです。
» TEMPORAL RANKING OF SEARCH RESULTS – United States Patent Application: 0080027921
特許を紹介している記事を読んでみたところによると、
- あなたのカレンダーにイベントが2個登録されているとする
- とあるミーティング
- ミーティングへの移動予定
- ミーティングが開始する前は、ミーティングとそこへの移動についての重要度が高くなる
- すると検索結果はそれらに関する内容のものが上位に表示される
- それはミーティングの場所に関するものであったり、
- ミーティングのテーマに関するものであったり、
- ミーティングへ行く交通手段であったりする
- 会場への移動が終わる頃には、移動手段についての重要度が下がる
- ミーティングが終わる時間になると、ミーティングについての重要度が下がる
ということが特許では説明されているようです。
自分が予定している行動と連動して検索結果が変動すれば、確かに便利で有用だと思います。うまくいけば検索キーワードの数を減らすことができるので、そういう仕組みがあればモバイル検索も使いやすくなりそうです。
会社の予定はよくカレンダーで管理されると思うので、Officeツールを提供しているMicrosoftらしい特許だな、と感じました。
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