リンクの相関性とテーマフィード
自分のサイトと関連するサイトへのリンクを設置したいときは、自分のサイトのテーマと関連するフィードを利用すると便利です。
あるテーマに限定されたフィードとは、たとえば次のようなものです。
- ソーシャル・ブックマークのタグページのフィード
- カテゴリ別に配信されているニュースサイトのフィード
- あるテーマに絞って書かれているブログのフィード
- そのテーマにふさわしい著者が書いているブログのフィード
これらを便宜的に「テーマフィード」と呼ぶこととします。
テーマフィードで配信されている記事には、その文面にテーマとなるキーワードが書かれていない可能性がありますが、タグやカテゴリなどによって意味付けがされているため、結果的にテーマにふさわしいリンクが揃います。
ここで「ブログ検索の検索結果のフィード」はリストに含めていません。ブログ検索結果のフィードで配信されている記事には明確にそのキーワードが含まれますが、キーワードでマッチングさせているため、結果的にテーマとはまったく関係のないリンクが集まる可能性があるためです。
さて、テーマフィードを利用してリンクを作成すると、次のようなメリットがあります。
- リンク先の内容のテーマが統一される。
- 自動的にリンクが更新される。
- リンク先のページが常に新鮮である。
SEO的に「リンクの相関性が大事」ということを聞きますが、サイトを訪れるユーザ目線で見ても同じことが言えます。さらにそれらのリンクが常に更新されていれば、ユーザは何度もそのサイトを訪問したくなります。
あるサイトが良質なリンクを求めているとき、そのサイトの管理者がテーマフィードを利用する可能性は大いにあります。つまり、テーマに沿ったフィードを配信することで色々なサイトからリンクされやすくなり、結果的に自分のサイトへのトラフィックにつながるわけです。(ソーシャル・ブックマークの場合は少し違いますが。)
経験上、Yahoo!よりもGoogleやMSNのほうが、テーマフィードを元に作られるリンクを高く評価するようです。また、ノイズが多い場合やいまいちテーマに沿っていない場合は、Googleの評価は低くなります。
もちろんそれだけでサイトの評価が高くなるわけではありませんが、良質なリンクの構築にテーマフィードを利用することは賢明な手段だと考えられます。
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