オンライン付箋紙 lino ブロガーミーティング「lino Night」開催
オンライン付箋サービス lino のブロガーミーティングが、南青山のMODAPOLITICAにて開催されました。
linoは4月にリリースされたときに少し体験しただけで、それ以来使っていませんでしたが、JavaScriptを使ったクールなインタフェースはインパクトがあったので記憶に残ってました。
ということで、linoを使う前に知っておきたい基礎知識をいくつか。
ドメインは linoit.com
「lino」でGoogle検索すると1位に出るのはlinoのブログで、日本語のページのみが検索対象の場合はlinoのサイトは出てきません。「ウェブ全体から検索」にすると2位に「Online Stickies – lino」というサイトが出てくるのですが、ドメインが linoit.com であるため別のサイトなのではないかと勘違いしてしまいます。実は、このlinoit.comがlinoのドメインです。
メール認証が緩い
ユーザ登録時にID、パスワード、メールアドレスの入力を求められますが、メールの認証(登録後に送られてくるメールに記載された認証URLをクリックして認証すること)をしなくてもlinoを使い始めることができます。また、メールの認証URLをクリックしても、そのあとパスワードの入力を求められることもなく、クリックするだけで認証OKとなります。
厳密な本人認証にはなっていませんが、わざと使い始めまでのフローを止めない流れにしているのかなと思いました。
みんなで付箋紙貼りまくれる
↑ これがブロガーミーティングで実際に使われたキャンバスです。今回リリースされた「グループ機能」を利用していて、グループに参加した人のみが自由に付箋を貼付けることができます。会場でも参加者が思い思いに意見を書いて貼付けていました。
↑ 私もこんな感じで「付箋を一時的に整列させたい」という要望を出してみました。それについて開発者の方が「以前検討したが、ここは譲れなかった」という感じで回答されていたので、それを受けて「整列機能はなし。開発者のこだわり」という議事録を書き込んでみました。
イベントでこのように利用するのは面白いと思いますが、キャンバスがカオス状態になると無視される付箋紙たちが大量に発生することになるため、不便な側面も見受けられました。ただ、フィードが配信されているため、ある程度はその不便さを補うことができます。
ケータイからも使える
http://m.linoit.com/にケータイからアクセスしてログインすれば、PCから貼った付箋紙をケータイから確認することができます。実はケータイから閲覧すると付箋紙が貼られた順にリスト表示されているので、過去の付箋紙を順番にチェックすることができます。
余談
linoは会社で使うといった用途も考えられると思いますが、会社のサーバにインストールできたほうが安心して使えていいかなーと思います。
大人数でペタペタと付箋を貼っていく様子は、どことなくニコニコ動画のようなイメージにつながる気がしました。複数人でのコミュニケーション手段として利用すると面白く使えそうです。
今回イベント当日にプレスリリースも出されていて、イベント前に新機能の内容をニュースサイトで知った状態で参加しました。そのため個人的に盛り上がりに欠けてしまいました。「プレスより先にブロガーに公開」といった演出があれば、もう少し盛り上がったかもしれません。
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