F.Ko-Jiの「一秒後は未来」

地理情報をJSONで記述するフォーマット「GeoJSON」

地理情報(地理空間情報)をJSONで記述するための GeoJSON というフォーマットがあるのを知りました。

» GeoJSON — JSON Geometry and Feature Description

仕様を見てみるとリビジョン1.0は2008年6月に公開されています。

GeoJSONはただのフォーマットです。ある緯度/経度の地点、ある地点とある地点を結ぶ直線、複数地点を結ぶ多角形などを、うまくJSON形式で記述(表現)できるようにしたものです。

ドキュメントのAppendixからサンプルを引用しますが、たとえばある地点をGeoJSONで記述すると、

{ "type": "Point", "coordinates": [100.0, 0.0] }

のようになります。複数のポリゴンを表現したい場合は、

{ "type": "MultiPolygon",
  "coordinates": [
    [[[102.0, 2.0], [103.0, 2.0], [103.0, 3.0], [102.0, 3.0], [102.0, 2.0]]],
    [[[100.0, 0.0], [101.0, 0.0], [101.0, 1.0], [100.0, 1.0], [100.0, 0.0]],
     [[100.2, 0.2], [100.8, 0.2], [100.8, 0.8], [100.2, 0.8], [100.2, 0.2]]]
    ]
  }

のように記述するそうです。

GeoJSONを活用したプロジェクトは Users – GeoJSON にまとめられています。リストには GeoRuby というプロジェクトや、米Yahoo!の Fire Eagle などが含まれています。

» via: 3 Top Data Formats for Map Mashups: KML, GeoRSS and GeoJSON

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著者について

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F.Ko-Ji

Webエンジニアやってます。最近は ドットインストール の開発がお仕事です。その傍ら、個人で Meity電車遅延なう梅酒.in#グラドル自画撮り部 の部室といったネットサービスを開発・運営してます。梅酒と草野球とリアル脱出ゲームが好きです。

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