新幹線N700系、テーブルでのパソコン作業は少々難あり
のぞみN700系の新幹線では電源が使えるというウワサを聞いたので、N700系に乗ってみることにした。電源はすべての席で使えるわけではなく、普通車の窓側・最前列・最後列、グリーン車はすべての席で使えるそうだ。
今回は5時間も普通車に座る気になれなかったので、グリーン車にしてみた。
グリーン車では席と席の間の肘掛けの先端にコンセントがついている。テーブルも広めなのでMacBook Airでもきちんと置くことができる。また、グリーン車のテーブルは手前にスライドして近づけることができるようになっていて、前の席の人が背もたれを倒しても、ディスプレイを開くだけの十分な角度を保つことができる。
だが、パソコンをテーブルにのせて作業するのはあまりオススメできない。
理由は二つあって、ひとつは背もたれにもたれつつ作業ができないということだ。やろうと思えばできるのだが、少し遠いので手が長い人でないと無理ではないかと思う。背もたれにもたれながら作業をするにはパソコンを膝の上に置くしかない。
もうひとつの理由は、新幹線の揺れである。テーブルは揺れが吸収されないので、パソコンも揺れる。これでは作業できない。膝の上に置いたほうが揺れを吸収できるので作業がしやすい。
というわけなので、N700系であれば普通車の窓側か最前列の席で電源を確保して、あとは膝の上にパソコンを置いて作業するという形になるだろう。グリーン車の座席は前だけでなく横もゆったりしているので、懐に余裕があればたまにはグリーン車という選択肢もありだと思う。
ちなみにイーモバイルは東京から新大阪までは特に問題なく使える。新神戸を過ぎて岡山あたりに差し掛かると、トンネル増えてくることもあって、だんだんと接続できなくなる。そうなったら別のことをしよう。
2009年春からはN700系で無線LANが使えるようになる。飛行機と違って電波を発生する機器にうるさくないので、その点では新幹線はいいなと思う。
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