Google Maps APIでAdSenseを利用する
「Inside Adsense – 日本語: Google Maps API で AdSense が利用できます」という記事があったので、だいぶ前に作っていた「飲食店検索 – この辺で」の地図上にAdSense広告を表示してみました。
↑ 地図上に広告が表示されます。
広告を表示するやり方としては2通りあって、ひとつは「GoogleBar」という地図上に検索用のテキストボックスを表示するコンポーネントの検索結果に表示する方法、もうひとつは「GAdsManager」を利用して地図上に広告ユニットを表示する方法です。
自分のサイトではGoogleBarは使っていないので、GAdsManagerを利用しました。
GAdsManagerの使い方は以下のような感じです。
var map = new GMap2(document.getElementById('map')); var adsManager = new GAdsManager(map, 'Adsense の プロパティID', { style: G_ADSMANAGER_STYLE_ADUNIT, maxAdsOnMap: 4, channel: 'カスタムチャネルのID番号', minZoomLevel: 6, position: new GControlPosition(G_ANCHOR_BOTTOM_RIGHT, new GSize(0, 24)) }); adsManager.enable();
GAdsManagerの引数には、
- 1. GMap2オブジェクト
- 2. 「partner-pub-」で始まるAdSenseのプロパティID (アカウント情報から確認)
- 3. GAdsManagerOptionsオブジェクト
を指定します。3番目のGAdsManagerOptionsのプロパティは、
- style: G_ADSMANAGER_STYLE_ADUNIT または G_ADSMANAGER_STYLE_ICON を指定できますが、前者のほうしか確認できませんでした。
- maxAdsOnMap: 表示する広告の最大数。デフォルトは10ですが、2以上の場合は同時に表示される広告は2個ずつです。
- channel: AdSenseのカスタムチャネルのID番号。番号のほうなので注意してください。
- minZoomLevel: 広告を表示させるズームレベルの最小値。デフォルトは6です。
- position: AdSenseユニットを表示させる位置をGControlPositionオブジェクトで指定します。
GControlPositionの第一引数には- G_ANCHOR_TOP_RIGHT
- G_ANCHOR_TOP_LEFT
- G_ANCHOR_BOTTOM_RIGHT
- G_ANCHOR_BOTTOM_LEFT
が指定でき、第二引数では地図の端からのオフセットを GSize で指定します。
という具合です。広告の色とかはカスタマイズできません。オフセットを指定できるので地図上の任意の場所に広告を表示させることができますが、そのあたりは節度をもって。
詳しくはGAdsManagerのリファレンスを参照してください。
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