F-04BのQWERTYキーボードの使い勝手はいかほどか?
ケータイ会議5.5でセパレートケータイF-04Bをレビュー中です。
F-04Bを使い始めて2週間ほどたちました。ここらでちょっとQWERTYキーボードの使い勝手をざっとまとめておきたいと思います。
便利だと思うところ
英字の入力に便利 → URL入力しやすい
テンキーより明らかに速く入力できるのが英字。つまりURLやメールアドレス、ID、パスワードなどの入力がしやすいです。
テンキーな入力もできる
メニュー画面など数字キーで機能を選択できる画面では、数字表記されているキーを押すことで機能を選択できます。
↑ この部分がテンキーになっていて、適切な画面で適切にテンキー入力になるのがいい。
選択、コピペができる
Shiftキー + 矢印キーで選択、選択した文字列を Ctrl + c でコピー、コピーした文字列を Ctrl + v でペーストできます。テンキーだとメニューから選んで・・・としないといけないので、さくっとコピペできるのは便利。
不便だと思うところ
Shiftキー、Fnキーなどが左側にしかない
ShiftキーやFnキーが左側にしかないです。ということは、「A」や「Q」といったキーボードの左側にある文字とあわせて打つときにちょっと苦労します。
↑ こんな風に押さないといけない。
画面と分離している → 移動中はきびしい
QWERTYキーボードは本体と分離させないと使えない構造になってます。なので移動中(たとえば電車の中とか歩行中)にキーボードを使うのはけっこう厳しいです。移動中はテンキー入力かタッチパネルが無難かな。
画面が小さい → あまり離れて使わない
パソコンとは違ってケータイは画面が小さいので、離れた場所からキーボードが打ててもあまりメリットがないです。ここはプロジェクターの登場を待って、プロジェクターで画面を映しつつQWERTYキーボードを使ってみたいところ。
F1, F2, F3, F4に何が割り当てられているかわかりにくい
F1〜F4にはそれぞれソフトキーの左上(Menu)、右上(カメラ)、左下(i-mode)、右下(メール)が割り当てられていますが、QWERTYのほうには表記がないのでちょっとわかりにくいです。なかなか覚えられません。
マルチタスクキーがほしい
i-modeを使っていたらメールが届いたり、ゲームの途中でマナーモードを解除したかったりする時にマルチタスクで機能を切り替えたいときがあります。そんなときQWERTYのほうで切り替えられたらいいのですが、できません。本体側フロントキーのクリアを長押しする必要があります。
(追記) 「BS/CLR」キーがバックスペースでなく後方削除?
文字の削除は「BS/CLR」キーでおこないますが、バックスペースのつもりで押すと前の文字でなく後ろの文字を削除してしまいます。なので、間違って後ろの文字を削除してしまい…orzということがたまにあります。
まとめ
決して打ちにくいわけではないですが、本体とセパレートしているという点が逆に利用シーンを制限してしまっていて、日常でQWERTYを利用する機会がなかなかないというのが正直な感想です。
セパレートのメリットを生かすには、やっぱりこのキーボードが他の機器で使えたらいいなぁと思うのですが、現状ではできないそうです。(逆に、F-04Bで市販のBluetoothキーボードを使うことはできますが。)
追記 (2010-04-26)
最近、自宅にいるときなどはメールをQWERTYキーボードで打つようになりました。どうもF-04Bが全体的にもっさりしていて、テンキーだと速く打てなかったり、本体のバランスが悪くて打ちにくかったりするんです。QWERTYだと結構速く打てます。
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【ケータイ会議5.5とは?】
ケータイ会議5.5とは、富士通から発売された世界初セパレートケータイ「F-04B」をブロガー10名が約1ヶ月半ほどモニターしてレビューする企画です。モニター後はF-04Bをそのまま使い続けることができます。
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