F- 04Bのタッチパネルは指先のコンディションに左右されやすい 〜1日タッチパネル生活〜
ケータイ会議5.5でセパレートケータイF-04Bをレビュー中です。
今回ケータイ会議のお題をこなすということで「タッチパネルだけで1日生活してみよう」という試みをやってみました。F-04Bのディスプレイはタッチパネルになっているため、ディスプレイユニット単体でも色々操作できるのですが…。
単体だと軽くて小さい
キーユニットを合体させた状態だとごっつくて重いのですが、ディスプレイユニットだけ持ってみるとかなり軽いです。そしてサイズも小さいので、手が小さい人でも片手の親指で画面全体を操作することができます。
ブラウザのスクロールはスムーズ、リンク選択がやや難
iモードブラウザでのタッチ操作は、スクロールがスムーズなのでざっと閲覧するには十分使えます。iPhoneのように勢いよくスクロールさせると慣性でスクロールし続けます。
気になったのはリンクの選択とポインタ状態での操作。文字サイズが小さい状態だと直接リンクをタッチするのが難しい場合があります。そんな時は画面下に表示されているボタンでカーソルを操作します。
↑ このボタンでカーソル操作。
ポインタを表示させた状態であれば、同じボタンでポインタを操作できます。ただ、今回ポインタがリンクやフォームボタンに吸着してくれなくて、やや操作が難しいです。F-09Aのときはポインタがリンクに吸着してくれたように記憶しています。
あとタッチ用メニューボタンからiモードが消えたので、iモードの起動までがひとつ遠くなりました。
メールは手書き。反応良かったり悪かったり
タッチパネルでメールを打つときは「2タッチ入力らしきもの」もしくは「手書き入力」のどちらかで入力することになりますが、使い勝手の点から断然「手書き入力」を選びます。
↑ 2タッチ入力もどき。
↑ 手書き入力モード。
指先のコンディションが良ければタッチパネルでの手書き入力はそれなりに使えます。設定で「手書き自動確定」(Menu – 8 – 7 – 3 – 5)を「速い」にすればよりスムーズに。ただ、指先が湿っていたりすべりにくかったりすると、ほとんど書けません。
外で使うときなど指先に汗をかいていることも多く、もう少し反応がよければなぁと。
変換候補の選択を間違いやすい
手書き入力でも予測変換が機能するので、数文字書いたらあとは変換候補の単語を選択すればいいのですが、その選択がタッチ操作だと押し間違いやすいです。
↑ ここで単語をタッチで選択するのですが、上とか横とか別の単語を選択してしまうことが多い。
ここの操作性が向上したら手書き入力をもっと使うようになると思います。
タッチロック状態でメールを受信したときのUnlockがたまに鈍い
画面オフ時間設定で設定した時間(初期設定値は1分)F-04Bを放置すると、誤操作防止ロックが起動します。この状態でメールの受信があると、
↑ どこかで見たことのあるような画面が。
この「Unlock」はタッチパネルで右に指をすべらせて操作するのですが、たまに反応が鈍いです。さっきも書いたように指先のコンディションによるのかもしれません。
1回目のタッチで選択、2回目のタッチで実行はちょっと手間
以前モニターしていたF-09Aのタッチパネルでも同様だったのですが、メニューの選択・実行をするのに2回タッチする必要があります。iPhoneではタッチすると即実行なので、F端末のタッチパネルを初めて使うと戸惑うかもしれません。
なぜ1回のタッチで実行じゃないのかというと、たとえばi-modeのBookmarkを削除したいという時、項目を選択したあとMenuキーを押して削除を選ぶという操作順になっていて、この場合「選択されている」という状態を作る必要があるわけです。そういった操作のために1回目のタッチは選択、2回目に実行ということになっているんだと思います。
まとめ
ディスプレイユニットだけで色々操作はできるけど、操作しやすいというわけではないのでキーユニットは欠かせない。指先が湿ってるときでもタッチ操作しやすくなれば、もっと使い易くなると思う。
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【ケータイ会議5.5とは?】
ケータイ会議5.5とは、富士通から発売された世界初セパレートケータイ「F-04B」をブロガー10名が約1ヶ月半ほどモニターしてレビューする企画です。モニター後はF-04Bをそのまま使い続けることができます。
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