F.Ko-Jiの「一秒後は未来」

Twitter APIを間接的にBasic認証で使い続けるための「SuperTweet.Net」

Programmable webの「Hacker Confronts the Coming Twitter OAuthcopalyse with SuperTweet」という記事で、「SuperTweet.Net – Tweet API」というサービスが紹介されていました。

Twitter APIのBasic認証が6月末で廃止されOAuth認証に一本化されますが、OAuth認証に移行するのがめんどくさいと思っている人もいるでしょう。

そういう人のうち「投稿元アプリケーション名の表示など気にしない」という人はこの「SuperTweet.Net」を試してみるといいかもしれません。

supertweet.gif

これはいわゆる「Twitter APIのプロキシ」です。Twitter APIに準拠したAPIが用意されており、それらはBasic認証で使えます。

botプログラム ─ (Basic認証) → SuperTweet.NET ─ (OAuth認証) → Twitter

↑ 仕組みはこんな感じ。

このBasic認証で利用するパスワードはSuperTweetの管理画面で独自に設定するもので、Twitterにログインするためのパスワードではありません。

使い方

何か適当なTwitterボットのアカウントで利用することを考えます。

supertweet-1.gif

↑ トップページの「Sign in with Twitter」からボットのアカウントでサインインします。

supertweet-2.gif

↑ 「許可する」をクリック。

supertweet-3.gif

↑ SuperTweetの画面に戻るので「Activate」をクリック。

supertweet-4.gif

↑ SuperTweet専用のパスワードを設定。ここでTwitterのパスワードを入力しないようにしてください。

supertweet-5.gif

↑ ステータスが「Active」になります。

あとはボットのプログラムでTwitter APIのエンドポイントを「http://api.supertweet.net」を使うように修正し、プログラム内のパスワードを上記で設定したものに修正します。

たとえばTwitterに投稿するAPIのURLは

http://api.twitter.com/1/statuses/update.format

ですが、SuperTweet.NETを利用する場合は、

http://api.supertweet.net/1/statuses/update.format

のようになります。用意されているAPIは http://www.supertweet.net/about/api をご覧下さい。

投稿元アプリケーション名

SuperTweetから投稿されるツイートには「MyAuth API Proxyから」と表示されます。

supertweet-6.gif

もともとBasic認証を用いていた場合は「APIから」と表示されていたところです。

独自にOAuth認証を用いてボットを作ればここに自分のアプリケーション名を表示できるのですが、特に気にしないというのであれば、このSuperTweetを利用してみるのもいいかもしれません。

» SuperTweet.Net – Tweet API

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著者について

fkoji

F.Ko-Ji

Webエンジニアやってます。最近は ドットインストール の開発がお仕事です。その傍ら、個人で Meity電車遅延なう梅酒.in#グラドル自画撮り部 の部室といったネットサービスを開発・運営してます。梅酒と草野球とリアル脱出ゲームが好きです。

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