グルーポンのリスティング広告は本当のことを述べているか?
最近よくGoogle検索の広告欄にグルーポンの広告を見かけます。
たとえば季節もののワードで「クリスマスケーキ」で検索すると「クリスマスケーキ 予約最大97%OFF」という広告が表示されます。最近話題の「おせち料理」でも「正月 食事最大97%OFF」というグルーポンの広告が出ます。
季節ものでないものでは、「腹筋ローラー」だと「トレーニング最大97%OFF」という広告が出たり、「誕生日ケーキ」で「バースデーケーキ最大97%OFF」という広告が出たりします。
通常のグルーポンのバナー広告では、単に「最大97%OFF」と記載されていて、実際に97%オフのクーポンは販売されたこともあるので、まぁ本当のことを記載していると言えます。
(追記 2011-01-05) と書きましたが、バナー広告でも「本日限定」と書かれている場合もあり、本当のことなのかどうか・・・。
(例) グルーポン(GROUPON) – 【100円クーポン】遂に出ました!!女性の憧れ、金箔舞うスパークリングワイン☆通常4,500円が97%OFF! (実際は97%以上の値下げだけど。)
ただ、Google検索などに表示されるリスティング広告の場合、「クリスマスケーキ 予約」とか「正月 食事」といったキーワードが表示されているので、「実際にクリスマスケーキの予約や正月の食事のクーポンで、97%OFFのクーポンがあるのか?」というのが問題になると思うのです。
当然「今」は97%OFFのクーポンがなくても、「将来」には97%OFFのクーポンが出ることがあるかもしれません。しかし、今回のクリスマスケーキやお正月の食事に関するクーポンで97%OFFのものは出たのでしょうか?
ウソなのかホントなのか判断がつきにくい広告です。
個人的には「97%OFF」といった数字を出さずに、「大幅割引」といった表現にとどめておいたほうがいいんじゃないかと思うのですが。。
というか「バースデーケーキ97%OFF」ってそんなケーキでお祝いとかないわー。
グルーポンが米国生まれということを考えると「最大97%OFF」は「discount up to 97% off」を日本語訳したものかもしれません。そして英語圏ではこの広告表現は実際に割引率97%の商品がなくても許されているようです。というのもこの英文は「0%から97%の間で割引してますよ」という解釈が(通常)なされ、日本語の「最大97%OFF」とはニュアンスが異なるからです。
実は私もある業界で英文での「discount up to xx% off」を日本語版では「最大xx%割引」と置き換えてきていますが、数年前にこのニュアンスの違いがあることに気が付きました。きっかけは英語圏の人に「この表現は本当は嘘になることもあるよね?」と訊いたら、逆にきょとんとされて、上記のような理由から全く問題ないとの答えが返ってきたからです。そのとき別のより適切な表現を探しましたが見つからず、現在でも「最大xx%割引」は使い続けています。ちなみに、約8年間でその表現で苦情をいただいたことはないので、殆どの方は気にしておられないのだと解釈しています。