富士通ケータイ2011夏モデル内覧会は想像以上にアツかった
これまでのケータイ会議参加者向けに、2011年docomo夏モデルの富士通ケータイ内覧会が開催されましたので参加してきました。
この夏、富士通から発売されるケータイ/スマートフォンは次の5機種です。
- 3D液晶搭載のハイスペックすぎるスライドヨコモーションケータイ「F-09C」
- 防水かつコンパクトなスマートフォン「F-12C」
- STYLEシリーズだけどハイスペックな、女子力UPケータイ「F-10C」
- 必要な機能だけに絞り込んで低価格を実現したケータイ「F-11C」
- Windows 7と合体してしまったウワサの変態ケータイ「F-07C」
今回の内覧会エントリーは1本にまとめてますが、内覧会では主にF-09Cを試していましたのでF-10CやF-11Cはかなり省略気味です。その点ご了承ください。それでは早速F-09Cから。
3D液晶搭載のハイスペックすぎるスライドヨコモーションケータイ「F-09C」
ケータイ会議8のモニター対象機種にもなっているF-09Cは、とにかく今のケータイに搭載できる機能は全部詰め込みました!という感じの、機能盛りすぎケータイです。
さらに、メガネ不要の3D液晶を搭載していたり、タッチパネルによる待ち受け画面のカスタマイズができたり、1630万画素のカメラでHDR(ハイダイナミックレンジ)撮影やトイカメラ風撮影ができたり、さらにはフルブラウザとは別に、なんとWebKitベースの「スマートブラウザ」という新ブラウザを搭載していたりと、新しい機能のほうも手が抜かれていません。
今風な写真が撮れる高機能カメラ
カメラ機能については、たとえばHDR機能をONにして撮影した写真はこんな感じになります。
↑ 意外とそれっぽく撮れててびっくり。
ほかにもトイカメラ風や、魚眼、ミニチュア、クロマキーなどの効果をつけた写真を撮ることができます。
↑ これはトイカメラ風。
↑ 特定の色を抽出するクロマキー技術も。
ちなみにこれらのカメラ機能は、オトナ女子力UPケータイ「F-10C」のほうにも搭載されています。
タッチパネルで待ち受け画面をカスタマイズ
F-09Cはタッチパネルになっていて、自由自在に待ち受け画面をカスタマイズできます。好きな場所に時計を置いたり、温湿度計のウィジェットを配置したりできます。
実際にカスタマイズしている様子を動画で撮影したので、興味がありましたらご覧ください。1分ちょっとの動画です。
» YouTube – F-09Cのタッチパネルで待ち受け画面をカスタマイズ
WebKitベースのスマートブラウザを搭載
WebKitといえばSafariやChromeで使われているレンダリングエンジンです。そのWebKitがついにフィーチャーフォンに搭載されてしまいました。これはアツい。
「ウェブページの高速表示とタッチ操作向けUIに対応」とのことで、だったらもうフルブラウザ要らないでしょう、という印象です。
ただどんなサイトでも快適に閲覧できるというわけでもなさそうで、試しにスマートブラウザでTwitterを開いてみましたが、読み込みがちょっと遅かったです。
Webサイト運営者目線の意見ですが、Fケータイのスマートブラウザからアクセスされたときにはスマートフォン向けUIを表示するといいのかもしれません。なお、このスマートブラウザはF-10Cにも搭載されています。
ちなみにこれだけ色々と機能が搭載されているので、F-09Cは若干「厚み」のある端末になっていました。
防水かつコンパクトなスマートフォン「F-12C」
F-12CはAndroid搭載の富士通製スマートフォンです。「100年ケータイ」というコンセプトでつくられています。
この「100年」というのは100年使えるという意味ではなくて、「100年使っても色褪せないデザイン」という意味だそうで、GLOBE-TROTTER(グローブ・トロッター)というイギリスの伝統あるスーツケース・メーカーとコラボしたデザインが採用されています。
↑ 角まわりのデザインがグローブ・トロッター風に。
↑ 大きさはiPhone 4と比較するとほんのちょっと大きいくらい。(左:F-12C, 右:iPhone 4)
↑ 厚みもそんなに変わらないですね。
スマートフォンであるにも関わらず「100年スマートフォン」ではなく「100年ケータイ」としているところがポイントでしょうか。確かに防水、音声認識、810万画素カメラ、赤外線、おサイフケータイなど、これまでのケータイユーザーが乗り換えられる機能を搭載・・・かと思いきやワンセグは搭載されていませんでした。
それからdocomoの新製品発表会の際に流れていた映像にもあった、F-12Cの「タッチフィードバック」というのが気になってたので担当者の方に聞いてみたところ、この機能は「タッチした箇所付近が振動する機能」ということだそうです。何かボタンを触る感覚でも味わえるのかなと思ったのですが、きちんとタッチできたかどうかをフィードバックする機能ということでした。
STYLEシリーズだけどハイスペックな、女子力UPケータイ「F-10C」
今回はF-10Cはほとんどさわっておりませんので写真を少しだけ。。
F-09Cのところでも触れましたが、HDR写真が撮影できるカメラ機能やWebKitベースのスマートブラウザは、このF-10Cにも搭載されています。
必要な機能だけに絞り込んで低価格を実現したケータイ「F-11C」
F-11Cのウリは「低価格」だそうです。ドコモショップに行くと、やたら値段の高いガラケー、それに比べて低価格なスマートフォンが並んでいるという印象がありますが、このF-11Cは搭載する機能を必要最小限におさえることで、低価格を実現しているそうです。
デザイン的にもシンプルで悪くありませんし、最近のケータイは高すぎて・・・という人向けのケータイになりそうです。
ちなみにワンプッシュオープンが採用されているのは、F-10CとこのF-11Cの2機種です。
Windows 7と合体してしまったウワサの変態ケータイ「F-07C」
最後にWindows 7とケータイが合体してしまった誰得ケータイ「F-07C」の登場です。
↑ この大きさでWindows 7が動くというのはまったく実用的な気がしませんw
が、F-07CにはHDMI端子が搭載されているのでテレビに画面を出力することができます。さらにUSBケーブルでキーボードやらマウスを接続すれば、Windows 7パソコンに早変わり・・・。
(という写真を撮り忘れたので、ぜひエントリー最後にあるバナーから内覧会記事のまとめサイトへ。)
↑ ケータイモードとWindowsモードの切り替えは基本的にサイドボタンを押しておこないます。
もしWindows操作中に着信があると自動的に切り替わったりしてくれるそうです。いやはや。
↑ Nortonの画面が・・・。
んー、持った感覚はズッシリしてるし、充電して動作させていると「熱く」なるし、、。唯一、今年話題の「節電」には貢献できるかもしれません。。まぁ完全にネタな印象があるのはきっとこれがWindowsだからだと思います。
とはいえこのサイズでWindows 7を動かそうと考えたところは凄いです。。どうせならAndroidとハイブリッドとか行きつくところまで行ってほしいものです。
最後に
ざざっと書きましたが、F-09Cのハイスペックっぷりには驚きました。ハイスペックすぎて3D液晶についてのことなど色々割愛してしまいましたので、今回の内覧会に参加された他のブロガーのエントリーもぜひご覧ください。それにしても、会場も節電で暑かったですね。。
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