PowerShot S100で皆既月食の撮影にチャレンジ
Fans:Fansのモニターキャンペーンで、PowerShot S100をお借りしています。
12月10日は皆既月食の日ということで、今回は S100 で月食がどのくらい撮影できるか試してみました。なお、月の写真の綺麗な撮影方法などは全く分かっておりません。
16:9 のサイズではあまりズームできない
最初に 16:9 で撮影してみたのですが、月はあまり大きく撮影できませんでした。
そういえば S100 のデジタルズームを最大限活用するには 4:3 のサイズにする必要があるのでした。
4:3 のサイズにして20倍ズームで撮影
というわけでサイズを 4:3 にし、最大のズームにしてから撮影。
いい感じの大きさになりました。なお、これは Auto モードで撮影しています。しかし月の光が明るすぎて、クレーターが写っていません。
クレーターを撮影したいんだ
防寒装備はしていたものの寒くなってきたのでしばし部屋に撤収。
光量を抑えるにはシャッター速度を速くすればいいはずなので、ここからは Tv モード(シャッター速度優先)の撮影に切り替えました。
とりあえず 1/250 秒に設定して撮影してみると・・・
↑ おぉ!クレーターらしきものが!
月食はずいぶん進んでしまっていますが、なんとかクレーターっぽい模様が写っています。シャッター速度大事だ。
ここでさらに色々とシャッター速度を少しずつ変えて撮影してみると、色々な色の月を撮影できました。
↑ 1/200 秒。やや白い。
↑ ちょっと赤くなったり。これは 1/160 秒。
↑ 1/100 秒で神秘的な青さに。
↑ これは 1/50 秒。やや黄色っぽい?
↑ もう少しで皆既月食・・・?
このようにシャッター速度を速くすれば欠けてない部分だけ撮影することができました。ただ、肉眼で月を見てみると隠れた部分もぼんやり赤く見えています。
というわけで今度はシャッター速度を遅くしてみました。
シャッター速度を遅くしてみると・・・
↑ 赤い月きたー!!
シャッター速度 1 秒なので、ぼんやりしてしまっていますが、赤い月が撮れたのでちょっと嬉しい!
ちなみにこのあたりから、一度カメラから目を離したら最後、再び月をフレームにおさめることがかなり難しい状態に。。手持ち撮影なので・・・。
それでもなんとか月を探して撮影し続けました。
↑ もはや焦点が合っていませんが構わず撮影。
↑ 青いね。
↑ これが最後。
このあと皆既月食の状態になり、あとはしっかり肉眼で確認しました。というか、塗るカイロの効果もきれて極寒の状態だったし、満足したので早急に撤収。
日頃まったく月の写真を撮らないので、撮影する前はズームできてもあまり綺麗に撮れないんじゃないかなぁと思っていたのですが、予想より綺麗に撮影できて満足しました。
コンデジの手持ち撮影でこれくらい撮れるなら良いほうなのではないかと思います。
なお、今回の皆既月食で撮影した写真は以下のアルバムで公開しています。サムネイルで見るとなんだかいい感じです。自己満足。
» total-eclipse-of-the-moon – Ko-Ji F – Picasa ウェブ アルバム
Canon デジタルカメラ PowerShot S100 ブラック PSS100(BK) 1210万画素 広角24mm 光学5倍ズーム 3.0型TFT液晶カラーモニター
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