終業時間になると机が消えるオフィスはこんなオフィスだった

2014/10/16 09:48

CNNに掲載されていた「CNN.co.jp : 終業時間に机が「消滅」、残業やめ生産性向上を　オランダ – (1/2)」という記事によると、オランダには終業時間になるとデスクを天井まで持ち上げるデザインスタジオがあるそうです。

同国ハールレムにあるデザインスタジオのヘルデルグローエンでは、夜間と週末の間、作業用の大型デスクが鉄鋼ケーブルにつるされて天井まで持ち上げられる。

記事タイトルから想像したのはデスクが床の中に潜り込んでいくのかとか、デスクが1日1回破壊されるのかとかだったのですが、違いました。

ところでこの記事には実際の写真や動画が掲載されておらず具体的な様子が分かりません。しかし記事になっているくらいだからどこかにあるだろうと思って探してみると、すぐに見つかりました。

実際に机が消滅する様子はこんな感じ。

» Heldergroen Design Studio – Cables Pull Desks Up After 6 pm – YouTube

↑ iMac 載せたまま上昇してるｗ

このようにデスクは天板と脚が分かれており、天板だけがケーブルで持ち上がる仕組みになっています。動画を見るに後ろ中央に映っている人が手動でスイッチを操作して持ち上げているようです。自動で持ち上がるわけではありませんでした。ちなみに脚の部分にはキャスターがついていて、社員の人が自ら壁際に寄せて片付けてます。

↑ 空いたスペースでヨガをしたり。

↑ 天板だけ降ろしてDJブースにしたりしてます。

実際に動いている様子は以下の動画からどうぞ。(1分25秒あたりから。)

確かにこの仕組みなら強制的に作業を終えざるをえないし(MacBookを使っていたら別だけど)、オフィススペースの有効活用にもなるし、ついでに iMac の盗難防止にも役立つかもしれません。しかし万が一ボルトが緩んで落下してしまったら相当な損害になりそうなので、真似する際には安全面に十分配慮するようにしましょう。

» Disappearing desks promote better work habits – CNN.com
» This Design Studio Has Desks That Vanish After 6pm So Employees Can Relax Or Go Home
» Heldergroen