ARROWS NX F-04Gの「タッチでON/OFF」が些細な操作ストレスを解消してくれる
ケータイ会議にて富士通の最新スマートフォン ARROWS NX F-04G をレビュー中です。
Android 端末を使っていると、電源ボタンが左サイドにあるのか右サイドにあるのか迷ったり、電源ボタンとボリュームボタンを押し間違ったりすることがよくあって、「スリープを解除したいだけなのにこの UI はどういうことだ…」といった小さなストレスを感じてしまうことはありませんか?
今回の ARROWS にはそのストレスをいくらか解消できる「タッチでON」そして「タッチでOFF」という機能が搭載されています。
そもそも昔の Android 端末はホームボタンが物理ボタンだったので、ホームボタンを押すことで画面をオンにできました。しかし最近の Android は、ホームボタンがソフトキーになっているのでスリープ時にホームボタンを押すことができず、一般的に電源ボタンを押すことでしかスリープを解除することができません (指紋センサーのある ARROWS では指紋センサーで操作できましたが)。そして、同様に電源ボタンでしか画面をオフにすることもできないのというのが普通です。
しかし今回の端末ではその両方を、画面をタップするだけでできるようになっています。
タッチでON/OFFの設定方法
↑ 初期設定では無効なので、「設定」-「壁紙・画面」の中にある「タッチでON」を選択して有効化する必要があります。
↑ 「タッチでOFF」を使いたい場合は、ここにチェックを入れます。(タッチでOFFはタッチでONが有効な場合のみ使える。)
実際に画面をタップしてオン、オフしている様子は動画でご覧ください。
» ARROWS NX F-04G の「タッチでON」「タッチでOFF」 – YouTube
動画にあるようにタッチでONできる領域をカスタマイズすることもできます。また、担当者の方に聞いたところによるとポケットやかばんの中で誤発動しないよう、近接センサーを使って制御しているそうです。なので両手持ちしてる時には近接センサーを指でふさいでしまわないように注意しましょう。しかし細かい使い勝手に対する気配りが好印象です。
なお「タッチでOFF」するには、通知エリアに常時表示されている「画面をOFFします」をタップしなければならないため、通知エリアを引き出すという一手間がかかってしまいます (ところでなぜ「画面をOFF “に” します」ではないのか…)。しかし動画を見れば分かると思いますが、通知エリアを引き出す際にわざわざ画面の最上部からスワイプする必要はありません。
これは富士通独自のホームアプリ「NX!ホーム」の便利機能のひとつで、ホーム画面上をどこでも上から下にスワイプすれば通知エリアを引き出せるようになっているのです。
その他気づいた点として、
- 2本指ではタッチでONできない。
- 両手が使えないときは苦肉の策として鼻でタッチしてもOK。ただし近接センサーに顔がかぶらないよう注意を払うこと。
モニター11.5日目 今日の満足度 ★★★☆☆ (3)
タッチでON/OFFは使ってみると便利でした。あとテザリングが良好。
最新スマートフォンARROWS NX F-04Gをブロガーが自由にレビューする、富士通主催のモニター企画です。端末は無償で提供されており通信料は各自の負担、モニター終了後の返却は必要なく、そのまま使い続けることができます。
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