Googleが提供し始めたお店の混雑グラフは何のデータを元にしているか
近所の弁当屋の混雑情報をネット配信してほしいなと思っていたら Google がモバイル検索向けにお店の混雑データを提供し始めたそうで、これはなかなか面白そうだなと。
モバイルGoogle検索でお店の曜日別混雑時間帯を表示 – ITmedia ニュース
昨日は対応している日本のお店を見つけられなかったのですが、さっき検索してみると新宿の一部のスタバなどではグラフが表示されるようになっていました。例えばスタバの新宿新南口店だと、
↑ 木曜日はこんなグラフですが、
↑ 土曜日はこうなってます。全然グラフの高さが違います。。
さて、この混雑データですが本当に信ぴょう性があるのかというのが気になるところです。 Google だから検索数を利用しているのか、Google マップで検索したデータなのか、はたまた経路検索のデータなのかと。そこで調べてみるとこの機能は「Popular times」というものらしく、こちらのページに説明がありました。
» Popular times – Google My Business Help
ここには次のように書かれています。
To determine popular times, Google uses data from users who have chosen to share their location.
つまり「ユーザーが共有 (すなわち Google に送信) した位置情報データ」を利用しているということです。検索数ではありませんでした。
そうすると、推測になりますが、実際にお店に行ってなくともお店の近くを通ったユーザーのデータも加算されている可能性はありそうです。滞在時間を考慮していれば多少は排除できると思われますが、そのお店がビルに入っている場合や常に人が多い場所にあるお店などでは近くのお店や別の階にいるユーザーと区別するのはなかなか難しいのではないかと。しかしデータが多ければそのあたりは統計的に確からしいデータになるということでしょうかね。
みなさんスマホの位置情報をオンにしてお弁当屋に行きましょう。
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