Firefox2.0(β版)のフィードに対する3つの特徴
・ Firefox2.0ではフィードのスタイルシートが無視される
・ Firefox2.0ではフィードを購読するツールを選択できる
・ Firefox2.0ではWebフィードという表現を使っている
「いずれの道にも | Firefox 2.0b1でRSSにXSLTが効かない件」というエントリーがあったので、実際にベータ版のFirefox2.0をインストールして調べてみました。
スタイルシート(XSLT)の適用されたRSSフィードを開いてみた結果は、上の画像の通りです(都合によりフィードの内容は削除してあります)。XSLTは無視され、ブラウザ独自の画面が開きました。どうやらIE7と同様の仕様のようです。
オプションに設定項目があるのではと思ってオプションを調べてみると、「フィード」という項目にあったのは以下のようなものでした。
選択項目は、
- プレビューを利用して使用するフィードリーダーを選択する
- 次のツールを使用して購読する
の2項目でした。スタイルシートについては何もありません。
ツールの選択肢には
- My Yahoo!
- Bloglines
- はてな RSS
- livedoor Reader
- goo RSS リーダー
がデフォルトで設定されています。このオプションを設定すると、RSSフィードをクリックしたら自動的に各ツールのフィード登録画面へ移動します。
ローカルのアプリケーションも選択できるようなので、「フィードをクリックしただけで自動的にRSSリーダーが立ち上がる」という機能にもなっているのでしょうか。この機能はかなり便利ではないでしょうか。mailto:のリンクをクリックするとメーラーが自動的に立ち上がるのと似たようなものですね。
ちなみにFirefox2.0では、「RSSフィード」という表現ではなく「Webフィード」という表現が使用されています。「マイクロソフト,「RSSフィード」の代わりに「webフィード」を -メディア・パブ」には“Microsoftは今後,「RSSフィード」の代わりに「webフィード」を使っていくようだ。”とありましたが、どうやらFirefoxもWebフィードを採用するようです。
とりあえず正式版が出るのを待ちましょう。
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