マグリット展の最終日にすべりこんできましたが
六本木の国立新美術館で開催されていたマグリット展。美術の教科書にのっていた中で一番好きな芸術家がマグリットだったので絶対行っておかねばと思っていたらいつの間にか最終日になっていました。
一番有名であろう「ピレネーの城」を期待して行ったのですが会場をずっと先に進んでも岩の絵すらなかなか登場せず、ようやく終盤になって岩を描いた作品が登場するようになってこれはそろそろかなと次のエリアに進んでようやくキタ━(゚∀゚)━!と思ったら「現実の感覚」というちょっと似てる作品でした。
ネット上の情報によるとどうやらピレネーの城は京都展にしか展示されないらしいです。京都展の開催概要のアイキャッチ画像がピレネーの城なのでおそらく京都には展示されるのではないでしょうか。
しかしマグリット展面白かったです。作品に対するマグリットのコメントを読んでも「この人は何を言ってるんだろうか」と思うようなものばかりで、かなりの変人だなと思いました。「不穏な天気」という空に女性の上半身と楽器と椅子の形をした雲が浮かんでる作品があるのですが、見た人の大半は「そりゃ不穏やわ・・・」と思ったことでしょう。(ググれば出てきます)
多くの作品をきちんと見たのは初めてだったので、初期の頃には抽象画を描いていたとか、岩や石を描くようになったのは結構終盤のほうとか知らなかったし、あと全体を通して岩よりもベイマックスの顔みたいな「鈴」を作品中に描いてることが多かったですね。
そういえば国立新美術館では「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展」ってのもやってたのですが、マグリット展だけでもお腹いっぱいになったのでこっちはまた気が向いたら行こうかなという感じです。
ルネ マグリット ピレネーの城(La chateau des Pyrenees) ポスター (ルネ・マグリット)
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