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2016年06月17日 03:25

僕街スピンオフ小説『僕だけがいない街 Another Record』

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漫画『僕だけがいない街』のスピンオフ小説『僕だけがいない街 Another Record』を Amazon のカートに入れたまま放置してしまっていたので忘れないうちに注文。原作の最終話を読んでから1ヶ月以上たってましたがすんなり読めました。

内容的には原作のその後を描いた小説なので、当然ながら原作を読んだ人にしか意味が分からないものとなっています。原作の主人公である悟はほとんど出てこないのでリバイバル的な要素もほとんど出てこないけど、悟のリバイバルによって真犯人が少なからず影響を受けている描写があって面白かったです。

個人的には言われてみれば謎だった、原作で真犯人が目にしていた「蜘蛛の糸」の存在に一定の解釈を与えてくれていて、なるほどそういう見方があるんだなと腑に落ちつつも、ただ、小説の大部分を占めている「真犯人の手記」で真犯人が語りかけている「スパイス」とは何か?という結論についてはイマイチ。論理的にそれで正しいのかどうなのか分かりませんでした。もしもこの手記が国語のテストに出たとしたら正解する自信がありませんw

ところでこのスピンオフ小説は「一肇」という作家さんが書いていて、原作者の三部けい氏が書いているわけではありません。「著者インタビュー 一 肇(小説)×三部けい(原作)『僕だけがいない街 Another Record』」を読むとよく分かりますが、あくまで一肇氏が原作の内容を想像により補完して書き上げたものだそうです。

原作がタイムリープを扱った作品でもあり、アニメや映画で異なる結末を描いていたりするので、この小説もあくまでひとつの時間軸における後日談とするならばとても興味深い内容に仕上がっていると思います。

僕だけがいない街 Another Record
僕だけがいない街 Another Record (一 肇,三部 けい)