F.Ko-Jiの「一秒後は未来」

リアル脱出ゲーム『アイドルは100万回死ぬ』と論理的思考について

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先日、下北沢で開催されているリアル脱出ゲーム『アイドルは100万回死ぬ』に行ってきました。

あなたが閉じ込められたのは不思議な部屋。
その隣の部屋でアイドルが殺された!!!
驚くあなた。
しかしさらに驚くべきことに、突然時間がさかのぼりアイドルの死ぬ前に戻された。
あの手この手でアイドルを救おうとするが、どうしてもアイドルは殺されてしまう。
この死の運命からは逃れられないのか?
残されたタイムループはあと10回。
限られた「時間ループ」の中で、あなたはアイドルを救う方法を見つけ出すことができるだろうか?

何度かリアル脱出ゲームには参加していますが、ルーム型は初挑戦。しかもタイムループものという設定が、いつものリアル脱出ゲームとはちょっと違っていて面白かったです。

ところで普段プログラミング学習サイトに携わっていることもあって、論理的思考ってなんじゃらほい?ということを考えます。「プログラミングを学ぶと論理的思考を養うことができる」というのをよく見かけるじゃないですか。ただ「プログラムをやれば本当に論理的思考が鍛えられるの?」って思ったりしませんか?

リアル脱出ゲームの謎解きをやっていると、プログラミングをやっている時よりも「これは論理的思考を使ってるなぁ」と感じることが多々あります。というかプログラミングよりもやっていることが分かりやすい。なので、個人的には「論理的思考を養うならプログラミングもいいけどリアル脱出ゲームもいいよ!」と思っています。

今回の『アイドルは100万回死ぬ』ではアイドルを救うためにいくつかの手順を踏まなければいけなくて、その解決手順はプログラミングをしているのに近い感覚があります。「あれをああすることはできないから、こうしてみよう」とか「アイドルを死なせないためには、あれを先にやらないと!」といった思考は、論理的思考そのもの。そして、アイドルを救うことができたならそれは、「正しいプログラムを構築できた」ということと同じなのです。

また、10回のタイムループで成功する場合もあれば、それより少ない回数で成功する場合もあり、「なるべく少ないループ回数でアイドルを救うには?」と考えることは、より良いプログラムのアルゴリズムを考えることと同じです。まぁリアル脱出ゲームにはさらに「発想の飛躍」が必要になってくるので一筋縄ではいかないのですが。

ちなみに今回は一緒に参加した人たちが優秀で、みごと脱出成功できました。まだ挑戦していない人はぜひ!おすすめです。

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著者について

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F.Ko-Ji

Webエンジニアやってます。最近は ドットインストール の開発がお仕事です。その傍ら、個人で Meity電車遅延なう梅酒.in#グラドル自画撮り部 の部室といったネットサービスを開発・運営してます。梅酒と草野球とリアル脱出ゲームが好きです。

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