F.Ko-Jiの「一秒後は未来」

ロングテールとブログのアクセス数

ロングテールの考え方。

数万人の人が話題にすることをブログに書いても、その記事が検索結果の上位に表示されることは滅多にありません。もちろん鋭い視点で万人の興味をひく記事を書けば、多くのページからリンクされ、検索結果の上位にくることはあります。しかしそういうのはほんの一握りの記事だけです。10万件のうちの上位10件とすればその確率は1万分の1、ほんの0.01%にすぎません。また、自分の記事が検索エンジンの1000位あたりに位置するとすれば、その記事が検索エンジンを通じて万人の目に触れることは、皆無に等しいでしょう。

一方、数百人の人しか話題にしないことをブログに書けば、当然ながらその記事が検索結果の上位に表示される確率は上がります。500件のうち上位10件に入る確率は50分の1、つまり2%です。2%の確率で上位10件に入った記事は、その後も上位にとどまる確率が高いです。ただし、検索エンジンでキーワードが検索される回数は、数万人の人が話題にするキーワードの検索回数と比べて、格段に少なくなります。

要するに、「数万人が話題にするテーマ」と「数百人しか話題にしないテーマ」は、ロングテールでいうところの「ヘッド」と「テール」にあたります。ヘッドのキーワードは多くの人によって検索されますが、自分の記事がそのキーワードで検索結果の上位にくることは難しく、検索した人の目に触れる確率はかなり低いです。一方、テールのキーワードはほんの数人にしか検索されませんが、自分の記事が検索結果の上位にくることは簡単です。その結果、その記事は高い確率で検索した人の目に触れることとなります。

ヘッドに比べれば塵程度でしかないテールであっても、塵も積もれば山となるというのがロングテールの考え方です。ブログのアクセス数を増やしたいと思っているなら、あまり他の人が話題にしない内容で、数多くの記事を書けばいいのです。

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著者について

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F.Ko-Ji

Webエンジニアやってます。最近は ドットインストール の開発がお仕事です。その傍ら、個人で Meity電車遅延なう梅酒.in#グラドル自画撮り部 の部室といったネットサービスを開発・運営してます。梅酒と草野球とリアル脱出ゲームが好きです。

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