Suica専用改札が避けられているという話
しきいの高いインターフェース – シロクマ日報 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
もちろんこの設備自体には何の不思議もありません。「SUICAしか受け付けない改札」ただそれだけなのですが、人々の動きを見ていると奇妙なことに気づきます。SUICAを持っている人であっても、SUICA専用レーンを避けて、一般レーンから出入りしていることが多いのです。
これ私もすごい気になっていました。理由はいくつか考えられます。
● 定期がSuicaじゃない人が多い
私の最寄り駅の場合はJRと東西線が乗り入れているため(と言うと限られてしまいますが)、定期がSuicaでない人が多くて専用改札を使わない人が多いのかなという理由。特に新宿駅や渋谷駅など私鉄と乗り換えができるターミナル駅では定期がSuicaじゃない人がかなり多いと思います。
● 前の人について行くという群集の心理
それに加えて、人は群集の中では前の人の後について歩いてしまいがちです。特に改札などは意識せずに通過することもあり、前の人が専用改札を避けると後ろの人も避けてしまうのかもしれません。
● 切符入れる場所が無いから入り口に見えない
これは完全に憶測にすぎませんが、Suica専用改札は切符を入れる場所がなく、ツルツルな表面になっています。そのため、無意識に「入り口ではなくて出口だ」と感じるのかもしれません。
● 通る人が少ないから壊れていると勘違いする
このような理由が重なると、Suica専用改札を通る人が少なくなります。そうすると、通る人が少ない改札は「壊れている改札」だと思ってしまって余計に専用改札を通る人が少なくなると考えられます。
ちなみに私は毎日Suica専用改札を利用しています。だって空いてるから。
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