MTの投稿画面にCSSカスタマイズ可能なプレビュー機能を追加するGreasemonkeyスクリプト
プラグインで既にあるのかもしれませんが、Movable Typeの投稿画面にプレビュー機能がほしいなと思って、プレビュー機能を追加するGreasemonkeyスクリプトを作ってみました。ただそれだけでは面白くないので、プレビュー・エリアのCSSをカスタマイズできるようにしました。
これを使えば、わざわざ確認画面で表示を確認する必要がなくなります。さらにCSSをカスタマイズできるので、ブログで表示したときの見栄えを再現することも可能です。
使い方
スクリプトはこちら(MT3.21で動作確認しています。MT3.3ではどうですかね?)
MT Preview (mtpreview.user.js)
このスクリプトをダウンロードして、@includeのURLを自分のMT投稿画面のURLにあわせて修正してからインストールします。
インストールしてMTの新規エントリー投稿画面を開くと、本文と追記のテキストエリアの間にプレビュー表示するエリアとCSSを入力するテキストエリアが追加されます。
本文と追記を入力すると、リアルタイムでプレビュー・エリアに反映されます。「改行設定」のセレクトエリアが投稿画面に表示されているときは、その設定に従ってプレビューしますが、表示されていないときは、とりあえず「改行を変換する」でプレビューします。
なお、imgタグの入力中はsrc属性をきちんと指定するまで画像の再読み込みが走りますが、動作に支障はありません。src属性を先に記述して最後にimg属性を記述すれば避けられます。
CSSのカスタマイズ
CSSは、Custom CSSの下のテキストエリアにCSS構文を入力して「Set CSS」ボタンを押すことで追加できます。追加したCSSはローカルに保存されるので、次回投稿画面を開いたときにはデフォルトで設定されます。
プレビュー・エリアは div#preview で指定できます。(きちんとidを指定しないと投稿画面全体に適用されます。)たとえばブログのCSSで blockquote に背景画像を指定している場合は、Custom CSSのテキストエリアに
div#preview blockquote {background:url("http://blog.fkoji.com/bq-right-bottom.png") no-repeat;}
のように入力すると、プレビュー画面でも背景画像を表示できます。CSSは複数行入力できます。
保存したCSSをクリアしたいときは「Clear saved CSS」を押すと実行されますが、ローカルに保存した値を削除するだけなので、次回投稿画面を開いたときに反映されます。
WYSIWYGよりタグ打ち派なMTユーザにおすすめです。
Greasemonkeyについてはこちら
Greasemonkey – Mozilla Firefox まとめサイト
Greasemonkeyの解説本はこちら
Amazon.co.jp: Greasemonkeyスクリプティング TIPS&SAMPLES: 本: 高山 恭介
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