アメブロの全文RSSフィードはrss20.xmlだが気づかれていないことが多い
アメブロのRSSフィードが全文配信をしていないゆえ、毎日わざわざリンクをクリックして読み込みの遅いアメブロが開くのをイライラしながら待っているという人は、登録しているRSSファイルをrss20.xmlに変更すれば幸せになれる。
アメブロのRSSフィードはデフォルトで2種類用意されている。本文が部分配信されているrss.htmlというファイル(RSS1.0フォーマット)と、本文が全文配信されているrss20.xmlというファイル(RSS2.0フォーマット)。
rss.htmlはRSS1.0形式で提供されている。本文はdescription要素にタグを取り除いた形で格納されているため画像が入っておらず、文字数の制限もあるために部分配信となっている。content:encodedは使われていない。
rss20.xmlはRSS2.0形式で提供されている。本文は同じくdescrpition要素に格納されているが、RSS2.0の場合はCDATAを許容していてさらに文字数制限もないで、タグを取り除く必要もなく全文をそのまま配信できる。
問題なのは、アメブロの場合auto-discoveryにrss.htmlしかセットされていないことが多いということ。そのため、運の悪いことに大部分の人が部分配信されているフィードをRSSリーダーで購読している。
例えば渋谷ではたらく社長のアメブロは、かなり長い期間auto-discoveryにrss.htmlのほうが設定されていたため、livedoor ReaderでのRSSフィードの購読者数は次のようになっている。
渋谷ではたらく社長のアメブロ (1278 users)
http://ameblo.jp/shibuya/rss.html渋谷ではたらく社長のアメブロ (286 users)
http://ameblo.jp/blog/rss.php?uid=shibuya渋谷ではたらく社長のアメブロ (218 users)
http://ameblo.jp/shibuya/rss20.xml
なぜか3つRSSフィードがあるが、2番目のフィードも本文は部分配信だ。これを見れば分かる通り、実に90%近い購読者が全文配信の恩恵を受けていないことになる。
アメブロ側がrss.htmlをrss20.xmlに転送するようにしてくれればいいのだが。
コメントを残す