Word, Excel, PowerPoint, PDFなどの文書の差分を異なるファイルフォーマット間でも確認できるソフト「Diff Doc」
※ (追記)フリーソフトではなく評価版が無料ということでした。
「Microsoft Word Tip: How to compare two documents for differences – Lifehacker」より。
Word, Excel, PowerPoint, PDFなどバイナリファイルの差分を確認するツールとしてはTortoiseSVN限定のxdocdiffxdocdiffという拡張ツールがありますが、この「Diff Doc」というソフトは誰でも使えるソフトです。
比較する情報は“文字情報限定”ですが、「WordとPDFで文書の差分を確認する」といった、異なるフォーマット間の文書比較もできるそうです。15ヶ国語以上に対応していて、日本語版もあります。
主な特徴は以下の通り。(サイトの「Diff Docの機能」より一部を引用)
- 書式を失うことなく、MS Word、Excel、PowerPoint、Wordperfect、PDF、リッチテキスト (RTF)、テキスト、またはHTMLファイルを比較します
- あらゆる種類のファイルを、あらゆる種類のファイルに対して比較できます(たとえば、MS WordをWordperfectファイルに対して比較)
- Windows Explorerシェル(Windows Explorer、デスクトップ、ファイル内を検索、その他) に統合し、素早くファイル比較が可能
- ‘Diff Doc’にカット&ペーストすることで、あらゆるアプリケーションからのテキストを比較。
- DOC、テキスト、RTFまたはHTMLのどの形式でもビューを保存可能
- 詳細なHTMLレポートが利用可能。結果をすぐに印刷および電子メール送信できます。2列表示と一括表示の両方の比較レポートがサポートされています
- フォルダをまず比較してどのファイルが変更されているかをチェックした後、クリック1回だけでファイル比較を行えます。
- WORLDOXや、コマンドラインによりサードパーティ比較アプリケーションをサポートしている、その他のあらゆる文書管理ソフトウェアと互換性があります。詳細はこちらを参照してください。
- あらゆる言語に適合させることができます
- コマンドラインから実行するか、ActiveX COM インターフェイス(ご請求により提供) を使用して独自のソルーションを構築していただけます
実際に日本語版をダウンロードして、Wordファイルの比較を試してみると次のようになりました。
このように削除された箇所が青色、変更された箇所が赤色で示されます。ウィンドウ右上には差分箇所のリストがあるので、そこを選択すると上の画像のように左右のウィンドウで変更部分を確認できます。
比較できるのは文字情報のみなので、PoerPointで図が変更されても差分は生じません。文字情報のみ比較するので異なるファイルフォーマット間でも差分をとれるわけですね。
WordやExcelで資料を毎日作成している人にとってはなかなか重宝するソフトでしょう。
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