「改善」がカタカナで「カイゼン」なのは「世界に通用する言葉だから」だそうだ
なんだか常識っぽいけど知らなかったのでメモ。
» asahi.com:トヨタに残業代の重荷 カイゼン活動の社員「過労死」 – ビジネス
なぜ「改善」ではなく「カイゼン」なのか。前職でも「○○ュ○○ィ・カイゼン」とかいう活動があり、なぜ「改善」を「カイゼン」とカタカナ表記しているのか疑問に思っていました。
そこでググってみると、Wikipediaの「改善」の項目が出てきました。
改善は、今日ではしばしカイゼンと表現される。これは、一般的な改善の意味と区別するためであったり、海外でも通用する言葉であることを強調するために意図的に用いられている。
日本の製造業が海外へ工場を展開した際に、日本から派遣された作業トレーナーが現地従業員に教えたり、また1980年代にMITが中心になって行った日本の製造業の強さの研究、などを通じて日本の製造業の重要な要素の一つとして海外でも広まり、結果Kaizenとして世界でも通用する言葉となった
Yahoo!知恵袋の質問ページも見つかりました。
» トヨタの『カイゼン』ってどうしてカタカナなの? – Yahoo!知恵袋
日本発の世界に通用する言葉の一つだからです
ということだったので、「kaizen」でググってみると英語版のWikipediaに以下の項目がありました。
» Kaizen – Wikipedia, the free encyclopedia
Kaizen (改善, Japanese for “change for the better” or “improvement”; the common English usage is “continuous improvement” or “continual improvement”).
In the context of this article, Kaizen refers to a workplace ‘quality’ strategy and is often associated with the Toyota Production System and related to various quality-control systems, including methods of W. Edwards Deming.
こうあるように、「Kaizen」という言葉はトヨタ生産方式をはじめとする品質管理システムと関連づけて説明されるのだそうです。
個人的には普通に漢字で書いたほうが読みづらくなくていいと思いますが。
女子高生なら「ヵィゼ冫」って書くみたいだけど。(via ギャル文字変換)
以前勤めていた会社では、対外的な文書に「改善」、「改良」はご法度でした。「よくあらためる」というのは、「以前の品質が悪かった(そしてそれを売ってしまった責任がある)」と認めることになるから、と(笑)
>>kooさん
なるほど(笑)
「さらに良くしました!」って言わないといけないのですね。