花粉用マスクを「インフルエンザ対策」として売ってる店は悪徳だと思う
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市販されているマスクには「花粉用」や「風邪用」や「ウイルス用」などがあります。同じマスクなのになぜ用途が分かれているの?と疑問に思ったことはないでしょうか。
花粉とウイルスとでは粒子の大きさがまったく違います。マスクが用途別に分かれているのは、防ぐことができる粒子の大きさに差があるためです。
たとえば超立体マスクを開発しているユニ・チャームのサイトを見てみるとよくわかります。
ユニ・チャームの超立体マスクには「花粉用」と「かぜ用」があります。花粉用のマスクが防ぐことができるのは大きさ20〜30ミクロンの花粉です。一方で飛沫ウイルスの大きさは5ミクロン以上。つまり花粉用マスクでは粒子の小さいインフルエンザウイルスを防ぐことはできないのです。
それなのに、このユニ・チャームの花粉用立体マスクを「豚インフルエンザ対策用」として売っている楽天のお店がありました。(記事執筆時点)
(現在はそのような販売はされていません。)
インフルエンザ対策になると信じて花粉用マスクを購入した人はたくさんいる気がします。しかし、花粉用マスクでは粒子の小さいウイルスの侵入や飛沫を防ぐことはできないのです。
以前見たテレビ番組でマスクの検証をしていたのですが、その検証結果も「花粉用マスクではインフルエンザウイルスの飛沫を防ぐことはできない」というものでした。一方で、ガーゼを10枚くらい重ねたタイプの普通のマスクのほうが、ウイルスの飛沫を防ぐことができていました。
くれぐれも花粉用マスクか花粉用と了解した上で購入するようにしてください。
正しい情報を知ってマスクを適切に使うことが大切ですよね、参考になりました。
たしかにこれは酷いですね。
こんなことしてるから、薬は(一部を除いて)ネット販売しちゃいけないっていう声が高まるんでしょうね。
しかも、規制(悪い意味ではなく)反対の急先鋒の楽天で売られているというのも皮肉なものです。
しかもこの会社、マザーズ上場企業ですよ。
こんなことしてる企業があるから、新興市場は上場基準が甘すぎるとか、JASDAQと統合してしまったほうがいいとか、市場とそのなかの企業の存在価値を疑われることになって、投資化が集まらなくなっていくんでしょうね。
同感です。
マスクの完売状態が多い神戸市在住です。
私の会社では急遽ウィルス対策用のマスクを輸入しましたが、花粉用などに比べて高い為に価値のわかっていただける方には安く感じていただけるようですが、何も説明しないままではただの高いマスクとしかとられません。
某楽天でも同じメーカーの同じマスクを2980円で販売している店(在庫なし)と12600円で販売している店(在庫あり)があります。
便乗商売でしょうか・・・。そんな店は潰れればいいと思いますがね。
ネットで正直な商売をしているところがかわいそうですね。
私の会社はネット販売はしていませんが、あくまで正直な販売をしたいと思います。
花粉用でも一定の効果はあります。
1回の咳で約8万個、くしゃみで200万個のウイルスが飛ぶと言われています。ウイルスを含んだ「飛沫」は空気中に飛び散り、それを吸った人が感染するといった形で感染が拡大します。
但し、飛び散るのは水分を含んだ「飛沫」であって、水分を含まない「飛沫核」に比べ飛沫のサイズは大きいため、ほとんどのマスクで一旦ひっかかります。
インフルエンザは「飛沫感染」「接触感染」であって、「空気感染(飛沫核による感染)」ではありません。
花粉用マスクでも、「飛沫」が口や鼻に入るのを防ぐことは可能です。
その意味で、花粉用でも一定の効果はある、と言えます。
マスクをする目的はウイルスをガードするためではなく
インフルエンザが湿度に弱いため、口をふさいでのどに付着したウイルスを
湿度でのどから体内に侵入する前に退治するためでは?
マスクの種類は何でも良いはず。
上に同意、濡れたガーゼでもなんでもいい。
湿気が保てれば、マスクなんていらん
結局、日本人の心配性をつついた商売なんですねぇ。。(>_<)
インフルエンザウィルスは、羽や足があって単独で空気中を飛び回っているのではなく、咳で出た唾液の粒子やチリ・ホコリに付着して空中を移動するので、唾液の粒子やチリ・ホコリを通さないマスクで防御できます。宣伝にまどわされて高価なマスクを買わなくて、安いマスクを頻回に取り替えるほうが有用だと思います。