F-06Bはタッチパネルに要注目
富士通から間もなく発売されるdocomoの2010年夏モデル新端末『F-06B』『F-07B』『F-08B』を一足お先に体験できる内覧会が、ケータイ会議参加者向けに開催されました。
今回主に体験することができたのは「ハイスペック防水 × スライドヨコモーション」のF-06Bです。防水のスライド式ケータイとしてはdocomoでは初とのこと。
今回のヨコモーションはF-09Aと同じくT字型に変形するタイプです。
タッチパネルに要注目
F-06BはケータイでありながらフルHDサイズの動画が撮影できたり、1,320万画素のカメラで高速連続撮影ができたり、Wi-Fiアクセスポイント機能を搭載していたり、22辞書+6分野から検索できる電子辞書を搭載していたりと、そのハイスペックさには目を見張るものがあるのですが、個人的に注目したいのはタッチパネルです。特に文字入力のインタフェース。
これまでもF-09AやF-04Bでタッチパネルをレビューしてきましたが、もうちょっとなんとかならないものかと思っていました。
しかしF-06Bのタッチパネルはひと味違います。まず一番驚いたのは日本語テンキー入力で扇型のフリック入力ができるようになっているところ。
かなり意表をつかれる入力方式です。iPhoneのような上下左右ではないので指をすべらせる方向に慣れが必要だと思いますが、左から順に「いうえお」と並んでいるのは解りやすいのではないかと。
また、通常のテンキーと同じように何度もタッチすれば「あ→い→う→え→お」と切り替わるようにもなっています。従来の擬似ツータッチ入力のような煩わしさはありません。
さらに入力切替をタッチするとQWERTYモードになります。
↑ 縦方向だとさすがに文字を探しづらそう・・・。
しかし横向きにするとタッチパネルでQWERTYキーが使えるようになっています。
↑ このQWERTYは、ちょっと使ってみた限りでは結構”使える”ものになっています。
このタッチパネルのQWERTYがF-04Bで使えていればどんなによかったことか・・・!と思えるくらいです。
富士通の方曰く「タッチパネルの反応速度はiPhone以上」とのことで、これまでになくタッチパネルに自信を持っているようです。
その他、待ち受け画面ではこれまでタッチすると画面が裏返ってアイコンが表示されるようになっていましたが、今回は下からニョキッとパネルが上がってくるようになっています。
さらにタッチ利用時の「戻る」ボタンが画面下中央に配置されるようになってという地味な改善もあります。
これまでは画面左上にあって押しづらいことがありましたが、これなら問題ないでしょう。
ハイスペックさにも要注目
F-06Bには1,320万画素のカメラが搭載されており、さらにケータイでありながらフルHDサイズの動画を撮影することができます。実際にフルHDで撮影された動画を見ることができましたが、従来のケータイ動画よりは明らかに画質の良いものになっていました。
静止画撮影では連続撮影モードに力が入っていて、高速7枚連写ができるだけでなく、連続撮影した7枚の中からベストショットを自動で選択してくれる機能もあります。
また、従来からあるサーチミーフォーカスという顔認識機能で撮影した写真と連動して、特定の人物を撮影した写真を検索できる「サーチミーアルバム」という機能も新たに追加されています。
さらにF-06BにはWi-Fiアクセスポイント機能が搭載されています。
この機能にはF-06B自身がアクセスポイントになって他のWi-Fi機器から接続できるモードと、F-06BをWi-Fiのアクセスポイントに接続して高速通信をおこなうモードの2種類があります。
アクセスポイントとして使う場合、別途プロバイダとの契約が必要だったり通信中はエリアメール以外のパケット通信ができなかったりと色々制約がありますが、ガジェッターにとっては待望の機能ではないでしょうか。
このようにF-06Bはハイスペックさを求めるユーザーに対して十分に訴求できる端末になっています。
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