『本気で稼ぐための「アフィリエイト」の真実とノウハウ』を読んだ
著者の方から「DailyFeedを紹介したい」というご連絡があり、あわせて献本いただきました。ありがとうございます。
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「アフィリエイトは怪しい」という認識が世の中に広まっているのは、自分も同意するところです。その主な原因がまえがきに書かれているのですが、
1. アフィリエイトは確実に儲かりますよ、ホームページを50万円で作りますよ、簡単に元が取れますよ、と声をかける制作会社がいる。
2. アフィリエイトは確実に儲かりますよ、という嘘の情報を高額で売る人がいる。
3. それに騙されて国民生活センターなどに相談する人がいる。
4. その流れが「アフィリエイト」「苦情相談」というキーワードで報道される。
5. 普通の人は「アフィリエイトは怪しい」と理解する。
6. アフィリエイトを既に知っている人は、そう思われていることに気が付いていない。
ということらしいです。個人的には6番目はどうかな?と思うのですが、その他については確かにそうだと思います。
実際、先日NHKの朝のテレビで「副業で月100万稼ぐ主婦」という特集をやっていて、その番組内で「ドロップシッピングで騙されたエピソード」が紹介されていました。
ドロップシッピングの仕組みについても簡単に説明されていましたが、記憶の中には「ドロップシッピングは怪しい」というものしか残っていません。もちろんすべてのドロップシッピングが怪しいわけではないのですが。
アフィリエイトの何が怪しいのか
アフィリエイトのどの部分が怪しいと感じるかは、人によってまちまちだと思います。
個人的にはASPに出稿されている広告の広告主が出会い系だったり、アダルトサイトだったりするのを見ると「怪しい」と感じます。アフィリエイトリンクの先の怪しさです。
本書を読んでみると、「アフィリエイトで稼ぐ方法」といった情報商材に騙されている人もいるようです。情報商材というのは基本的に100%怪しいと思っているので「なんで騙されるの?」と思ってしまうのですが、ただそこから「アフィリエイトが怪しい」と結びつけるのは間違っていて、怪しいのは「情報商材」のほう。それを売っている会社や人のほうです。
また、「稼ぐ」というのが「怪しい」と感じることもよくあります。「アフィリエイト」と「稼ぐ」はよく一緒に使われるキーワードです。まぁ本書のタイトルにも使われていますが、メインは「真実とノウハウ」なので少しは和らいでいるかな。
成果を承認しない広告主がいる!?
個人的に「これは・・・」と感じたのはP.55の「成果を承認しない広告主」というページ。
承認待ちが100件あったら、1件飛ばしで承認する。実際に成果になってるかキャンセルされたかは関係ない。理由は、成果確認が面倒なのと、広告予算の削減(成果報酬なのに広告予算て……。)
どこのASPの広告主だったのかはわかりませんが、過去に実際にあった事例だそうです。
アフィリエイトサイトを作る際の考え方
という感じであまり語られてこなかったアフィリエイトの「真実」が色々と書かれているのですが、後半は「どういうサイトを作ればいいか」という「ノウハウ」の部分が掲載されています。
技術的なことが細かく書かれているわけではなく、サイトを作るときのスタンスや利用できるツール、どういうサイトを作るといいかなどです。
アフィリエイトでうまくいっている人には大きく分けると2パターンある気がします。アフィリエイトを目的として良質なコンテンツを提供するサイトを作っているタイプと、ページビューが稼げるサイトを持っていてそこにアフィリエイトリンクを貼っているとそれなりに収入が得られるタイプ。
どちらも無駄にページを量産しているわけではなく、人が見たくなるコンテンツが用意されています。アフィリエイトでうまくいくにはそれが大前提のようです。
この本を読めば、そういったことがよくわかるんじゃないかと思います。
# 読んだあとで検索してみると、レビューのまとめサイトがありました。こちらもどうぞ。
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