GoogleインスタントプレビューのユーザーエージェントはSafari(AppleWebKit)
Googleの検索結果に表示される「虫めがねアイコン」をクリックすると、そのサイトのプレビューが表示されるようになりました。
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ユーザーエージェントは?
このインスタントプレビューですが、記事によると「Google Web Preview」というユーザーエージェントによって取得されているようです。
多くのサイトのプレビューは通常のクローリングにより自動的に生成されます。時折、スクリーンショットをユーザーのリクエストに応じて生成することがあります。その際、新しい “Google Web Preview” ユーザーエージェントを使ってページをクロールします。
そこで「Google Web Preview」からのアクセスがあるかどうかブログのアクセスログを調べてみました。
74.125.152.81 - - [10/Nov/2010:12:12:42 +0900] "GET /2009/05110959.html HTTP/1.1" 200 78412 "-" "Mozilla/5.0 (en-us) AppleWebKit/525.13 (KHTML, like Gecko; Google Web Preview) Version/3.1 Safari/525.13" 72.14.202.84 - - [10/Nov/2010:12:55:40 +0900] "GET /2010/11091321.html HTTP/1.1" 200 78862 "-" "Mozilla/5.0 (en-us) AppleWebKit/525.13 (KHTML, like Gecko; Google Web Preview) Version/3.1 Safari/525.13"
ちょっと横に長いので改行しましたが、確かに「Google Web Preview」というユーザーエージェントはありました。ユーザーエージェントの全体は以下のようになっています。
Mozilla/5.0 (en-us) AppleWebKit/525.13 (KHTML, like Gecko; Google Web Preview) Version/3.1 Safari/525.13
Google Web Preview には Google Chrome と同じ AppleWebKit が利用されているようです。ユーザーエージェントの最後に「Safari」とありますが、Google Chromeのユーザーエージェントにも「Safari」という文字列が入っているので、本当にSafariかどうかは定かではありません。
いずれにしろ AppleWebKit が使われているので、インスタントプレビューでの表示が崩れないようにするためには、AppleWebKit が使われている Safari や Chrome での表示が正しくできていればいいのではないかと思われます。
Analyticsへの影響は?
あと多少気になるのがGoogle Analyticsの数値に影響しないかという点ですが、プレビューが表示されるたびに毎回キャプチャが取得されるわけではないので、大した影響はないと思います。
↑ 一応調べてみると、Google Analyticsの数値には「Safari」として含まれていましたが、誤差の範囲かと。他のキャプチャ系のサービスもブラウザを使っていれば同様なので・・・。
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