パクリブログ騒動とGoogle検索結果への影響
先週ツイッター界隈でパクリブログ事件が話題になっていましたが、どうも炎上したことによりGoogleの検索結果は少々望ましくない状況になっているようです。
たまたま「新年の抱負」で検索してみて気づいたのですが、このエントリーを書いている1月17日時点で検索結果は1位がパクリブログのエントリー、2位が元のオリジナルのエントリーとなっていました。
これは炎上したことに加えて、「パクリブログ側の画像を差し替える」という対処がおこなわれたことから更に話題になり、色々なサイトから外部リンクが貼られ、結果として順位の逆転現象が発生したのだと考えられます。
通常Googleはよほどオリジナルのほうのドメインの評価が低いか、転載先のサイトのドメインの評価が高いといった条件がない限り、オリジナルでないほうを上位に表示するということはほとんどありません。
実際、今回のパクリブログ騒動が起きた早い段階で「すごいブロガー」というワードで検索してみていたのですが、パクリブログは検索結果の上位どころか何ページ進んでも表示されませんでした。しかし、現段階では「すごいブロガー」で6位に表示されています。
つまり、元々パクリブログはGoogleの評価が低いブログだったのに、今回の騒動で一気に「Google的に注目度の高い」サイトになってしまったのです。
もちろんアメブロ側でパクリブログを削除する対応が行われたため、クリックするとAmebaのエラーページが表示されるだけですが、検索結果に余計な1ページが表示されているという事実には変わりありません。
またもう一つ気になる点があって、それはAmebaのエラーページのHTTPステータスコードが404ではなく200を返している点です。おそらくこの影響で、Googleのインデックスの更新に時間がかかる可能性があるのではないかと思います。まぁそのうち更新されて、順位が下がっていくと思いますが。。
こういうのを見ると、炎上がGoogleの検索結果に与える影響というのは大きいものがあるなぁと感じます。
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