KIRINのホームページのアンダースコアが気になる 2011/3/4 23:35 たまたま KIRIN のサイトを見ていて気になったのですが、KIRINのサイト内のすべてのページのページタイトルで、半角空白の代わりにアンダースコアが使われているのです。 ↑ トップページも。 ↑ 商品情報のページも。 ↑ ニュースリリースも。 これ一体なんなのでしょう?? ツイートで共有 豆知識 廣瀬 直喜 より: 2011/3/5 04:10 企業など多くのホームページは専門家がunixやlinuxなどのOSを使うマシンで書いています。その場合使用する漢字コードはeucやjisコードを使いますがこれらにはWindowsで使用しているような半角ブランク” “に相当するコードはありませんから半角ブランクを使用できません。 計算機の世界ではむしろこれが標準であってマイクロソフト社のWindowsが圧倒的地位を利用していわばへそ曲がりな文字体系を使用しているものです。空白(blank)を文字として使用すると計算機のプログラムとしての本当のブランクとの識別が困難になり、場合によってはプログラムの実行上誤った解釈を計算機が行う危険性も多々あります。 このような理由で文字コードとしての空白は使わないのが適切なホームページの書き方です。ちなみにキリンのホームページのファイル名の拡張子が”.html”となっていますがマイクロソフトのwindowsではDOS時代から拡張子は3半角文字なので”.htm”としています。.htmlとなっているのはunix/Linux対応で書かれていることの証左でもあります。なおこのホームページも拡張子が.htmlとなっていますがこれはunixで動いているサーバーが自動的にunix方式で作成してくれたためにそうになっているのではないかと思われます。 返信 F.Ko-Ji より: 2011/3/5 04:29 >> 廣瀬さま コメントありがとうございます。 かなり古いシステムを利用しているため、ということでしょうか。。 Twitterにて「ファイル名にアンダースコアで区切る決まりがあった」というコメントを頂いたのですが、それと合わせて考えると、「ページタイトルにファイル名が利用されているため」と考えるのが妥当でしょうか。 ちなみにWindowsの拡張子ですが、現在は255文字まで可能です。 返信 廣瀬 直喜 より: 2011/3/6 01:15 ”古いシステム”ではありません。 Windowsの他にもいろんなOS(オペレーティングシステム)があり、マッキントッシュも独自のOSを使っています。iPhoneとかAndroidというのもスマートフォン用のOSです。MicrosoftのWindowsもWindowsServerという名前のサーバー用のOSがあります。わかりやすく言うとサーバーというのはキリンのホームページを提供している計算機をはじめ、銀行のシステム、エアラインの予約システム、科学技術計算用のシステムなどWindowsからのアクセスに応じて一生懸命計算空力をして答えだけを送り返してくれるもじどおり召使(server)の仕事をする計算機のことです。サーバーにはunix, Linuxがよくつかわれています。WIndowsServerも使われだしてはいますがまだ少数派です。特にLinuxは最新のスーパーコンピュタ京はじめほとんどの計算センターで標準的に使われています。 ウエブブラウザーで入力するのは正式にはUniform Resource Locator (URL)といってホームページのインターネット上での位置を一意に識別するためのアドレスです。つまりアクセスする計算機の中のファイルの名前を表しています。ただファイル名がindex.htmないしindex.htmlである場合は省略できる約束があるのでhttp:://www.kirin.co.jp/とだけ書いても正しくファイルを見つけて表示してくれます。index.html以外の場合はファイル名まで書かないといけません。0303_01.htmlなどはその例になるわけです。 html言語でいうタイトルはファイル名と同じでも構いませんが異なっていても構いません。それからホームページのなかで使用する文字は現在ではunicodeという世界各国の文字を表現できる文字コードを使用できますがファイル名自体はascii文字(要するに半角英数字)でないと認識されません。そのためURLを見ると半角英数字でローマ字のような使い方をしています。 ホームページを開いてマウスの右クリックで”ページソースを表示”させるとそのホームページを描画させている元のファイルの中身が表示されます。これがHTML言語で書かれたソースです。ほかのページへのリンクなどはhref=”xxxx.html”などと書かれています。これがリンク先のファイル名です。 Windowsの拡張子が256文字までというのはうかつにも知りませんでした。(^^) ではまた 返信 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト Δ 著者について F.Ko-Ji Webエンジニアやってます。最近は ドットインストール の開発がお仕事です。その傍ら、個人で Meity や 電車遅延なう、梅酒.in、 #グラドル自画撮り部 の部室といったネットサービスを開発・運営してます。梅酒と草野球とリアル脱出ゲームが好きです。 » 詳しいプロフィールや運営サービスの一覧など 前の記事: AdSense管理画面の一部がスマートフォンに最適化 次の記事: キリン「まっこい梅酒」のキャラクターは「まっこさん」
企業など多くのホームページは専門家がunixやlinuxなどのOSを使うマシンで書いています。その場合使用する漢字コードはeucやjisコードを使いますがこれらにはWindowsで使用しているような半角ブランク” “に相当するコードはありませんから半角ブランクを使用できません。
計算機の世界ではむしろこれが標準であってマイクロソフト社のWindowsが圧倒的地位を利用していわばへそ曲がりな文字体系を使用しているものです。空白(blank)を文字として使用すると計算機のプログラムとしての本当のブランクとの識別が困難になり、場合によってはプログラムの実行上誤った解釈を計算機が行う危険性も多々あります。
このような理由で文字コードとしての空白は使わないのが適切なホームページの書き方です。ちなみにキリンのホームページのファイル名の拡張子が”.html”となっていますがマイクロソフトのwindowsではDOS時代から拡張子は3半角文字なので”.htm”としています。.htmlとなっているのはunix/Linux対応で書かれていることの証左でもあります。なおこのホームページも拡張子が.htmlとなっていますがこれはunixで動いているサーバーが自動的にunix方式で作成してくれたためにそうになっているのではないかと思われます。
>> 廣瀬さま
コメントありがとうございます。
かなり古いシステムを利用しているため、ということでしょうか。。
Twitterにて「ファイル名にアンダースコアで区切る決まりがあった」というコメントを頂いたのですが、それと合わせて考えると、「ページタイトルにファイル名が利用されているため」と考えるのが妥当でしょうか。
ちなみにWindowsの拡張子ですが、現在は255文字まで可能です。
”古いシステム”ではありません。
Windowsの他にもいろんなOS(オペレーティングシステム)があり、マッキントッシュも独自のOSを使っています。iPhoneとかAndroidというのもスマートフォン用のOSです。MicrosoftのWindowsもWindowsServerという名前のサーバー用のOSがあります。わかりやすく言うとサーバーというのはキリンのホームページを提供している計算機をはじめ、銀行のシステム、エアラインの予約システム、科学技術計算用のシステムなどWindowsからのアクセスに応じて一生懸命計算空力をして答えだけを送り返してくれるもじどおり召使(server)の仕事をする計算機のことです。サーバーにはunix, Linuxがよくつかわれています。WIndowsServerも使われだしてはいますがまだ少数派です。特にLinuxは最新のスーパーコンピュタ京はじめほとんどの計算センターで標準的に使われています。
ウエブブラウザーで入力するのは正式にはUniform Resource Locator (URL)といってホームページのインターネット上での位置を一意に識別するためのアドレスです。つまりアクセスする計算機の中のファイルの名前を表しています。ただファイル名がindex.htmないしindex.htmlである場合は省略できる約束があるのでhttp:://www.kirin.co.jp/とだけ書いても正しくファイルを見つけて表示してくれます。index.html以外の場合はファイル名まで書かないといけません。0303_01.htmlなどはその例になるわけです。
html言語でいうタイトルはファイル名と同じでも構いませんが異なっていても構いません。それからホームページのなかで使用する文字は現在ではunicodeという世界各国の文字を表現できる文字コードを使用できますがファイル名自体はascii文字(要するに半角英数字)でないと認識されません。そのためURLを見ると半角英数字でローマ字のような使い方をしています。
ホームページを開いてマウスの右クリックで”ページソースを表示”させるとそのホームページを描画させている元のファイルの中身が表示されます。これがHTML言語で書かれたソースです。ほかのページへのリンクなどはhref=”xxxx.html”などと書かれています。これがリンク先のファイル名です。
Windowsの拡張子が256文字までというのはうかつにも知りませんでした。(^^)
ではまた