ディーガで録画した番組を別の部屋のビエラで楽しめる「お部屋ジャンプリンク」を体験してきたよ
「お部屋ジャンプリンク」とは、パナソニックのディーガで録画・保存したテレビ番組や動画・写真コンテンツなどを、家庭内の寝室やキッチン、お風呂に置いたテレビで再生できる機能です。
今回パナソニックさんから、このお部屋ジャンプリンクの機能を体験できるイベントにご招待いただき、ザ・プリンスパークタワー東京まで行ってきました。しかも冒頭の写真にあるようになんともけしからん感じの豪華スイートルームです。
お部屋ジャンプリンクって何が便利なの?
たとえば「リビングのテレビを子供に占拠されていて、せっかくの休みなのに録画しておいたドラマを見れない…」といった時に、お部屋ジャンプリンクの機能があれば別の部屋に置いてあるテレビでその録画した番組を見ることができます。
対応のお風呂用テレビがあればお風呂に入りながら見ることもできますし、キッチンに対応テレビがあればキッチンで料理をしながら見ることも、といったことが可能です。
他にも便利だな、と思ったのは「放送転送」という機能で、現在放送中の番組をディーガに一時的に保存して他の部屋のテレビに転送することができる機能です。
↑ 転送する放送はWOWOWなどBS放送にも対応している。
「リビングのテレビだけBSに対応していて、他の部屋のテレビは未対応…」という場合にも他の部屋でBSが見れたりして便利ですね。
お部屋ジャンプリンクには何が必要なの?
まずレコーダーとネットワークで接続するためにルーターが必要です。技術的には「DLNA」という規格に対応しているルーターであればいいのですが、パナソニックでは現在のところBUFFALOの「無線LANルーター WZR-HP-AG300H/V」でのみ動作確認済みだそうです。
↑ これがルーター。
さらにディーガとビエラ。そのほかパナソニック製のお部屋ジャンプリンク機能に対応したテレビが必要です。一応こちらもDLNA規格に対応した製品であれば他のメーカーのものでも構いません。
今回のイベントではリビングやお風呂、キッチンなどに次のような製品がセッティングされていました。
↑ リビングには「Panasonic 50V型地上・BS・110度CSデジタルフルハイビジョンプラズマテレビ TH-P50VT3」。これはディーガと直接接続されています。
↑ さらに「Panasonic DIGA HDD搭載ハイビジョンブルーレイディスクレコーダー 1TB DMR-BZT810-K」
↑ お風呂テレビは「Panasonic ポータブルワンセグテレビ ビエラワンセグ 7v型 グレイスホワイト SV-ME970-W」
↑ キッチンには「Panasonic ポータブル地上デジタルテレビ ブラック DMP-HV200-K」
↑「Panasonic ブルーレイディスクプレイヤー搭載 ポータブル地上デジタルテレビ シルバー DMP-BV300-S」もありました。
これらのテレビがWi-Fiでディーガと接続されていて、ディーガで録画した番組の一覧を見て再生したり、逆に録画予約をしたりすることができます。
さらに放送転送機能に限って、転送先のテレビが3D対応であれば、3D放送を転送することもできるそうです。
↑ リビングのディーガに保存した動画をキッチンのテレビで再生しているところ。ちなみにこのテレビは手をかざすと音量調節やチャンネル切り替えができるそうです。
同時にお部屋ジャンプリンクできるのは1台まで。
このように便利なお部屋ジャンプリンクですが、同時に「お部屋ジャンプリンク」の機能で録画番組を再生できるのは1台だけだそうです。
ただし、リビングのディーガと直接接続されたテレビとの同時再生は可能です。
また、録画中の番組をお部屋ジャンプリンクで追っかけ再生することもできません。(放送転送は可能ですが、一時的な録画なので放送後はディスクにデータは残りません。)
まとめ
このようにいくつかの制限事項が気になるところではありますが、リビングで録画した番組がリビングのテレビでしか見れない、という問題を解決してくれるお部屋ジャンプリンク機能は非常に便利です。
1Kの部屋にひとり暮らしの人だとお風呂くらいしか活用の場がありませんが、長風呂の人なら時間を有効活用できるのではないかと思います。
↑ こんなシャワールームはありませんけどね。
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