ARROWS X LTEで他人に見られたら気まずいアプリを非表示に

2012/2/16 04:41

ケータイ会議9で ARROWS X LTE (F-05D) のモニターをしています。

富士通のガラケーには「プライバシーモード」という、ある特定の分野の人たちにとっては欠かせない機能があるのですが、Android搭載のスマートフォンにはプライバシーモード相当の機能はありません。

ですが、ARROWS X LTEに初期インストールされている「NX! comfort UI」というホームアプリには、他人に見られたら気まずいアプリを非表示にしたり、ホーム画面をTPOにあわせて切り替えたりといった機能なら搭載されています。いかにも富士通らしいです。

「ちょっとスマホ見せてよ」と言われた時に焦らないように

例えば、「え？LINEってあの、使ってたらリア充って言われてるアプリでしょ？そんなの使ってないない(；´Д｀)」と言いつつ、実はLINEをがんがん使っていたというシーンを想定してみましょう。

当然ホーム画面にはLINEのショートカットが置かれているので、もしここで友達に「あ、ちょっとスマホ貸してよー」と頼まれたら、友達にLINEを使ってることがバレてしまいます。これは困りますね。

外出用と自宅用などTPOで切り替える「シーン切替」

このNX! comfort UIに搭載されている「シーン切替」という機能は、ホームアプリを切り替えることなく複数のホーム画面のパターンに切り替えることができる機能です。主にホーム画面上のショートカットとウィジェットをTPOに合わせたい場合に使います。

初期設定では「スタンダード」「ビジネス」「オフタイム」「フリー」という4種類のパターンが用意されていて、新たに自分でカスタマイズしたシーンを追加することもできます。その都度シーン切替の操作をしないといけない点がひと手間なのと、新たにアプリをダウンロードした時などのカスタマイズが手間かもしれません。

関係ないですがそれぞれのシーンでデフォルト設定されているウィジェットは重いですね。。

アプリケーションメニューからアプリを非表示に

アプリケーションメニューを表示した状態でメニューボタンを押し、「その他」-「アプリケーション非表示設定」を選ぶと、アプリケーションメニュー上で非表示にするアプリを設定できるようになります。

ここで「非表示」になるのはNX! comfort UIのアプリケーションメニューでだけなので、非表示にする前にホーム画面にショートカットを設定していてもそれは非表示になりません。手動でショートカットを削除する必要があります。

また、ホームボタン長押しで表示される「最近使用したアプリケーション」や「タスクマネージャ」など、非表示設定していても表示される箇所はいくつもあります。あくまで「非表示が反映されるのはアプリケーションメニューだけ」という点が重要です。

シークレット設定で一時的にアプリやショートカットを非表示に

そこそこ使えるかなと思うのがこの「アプリケーションシークレット」の設定。ホーム画面を表示した状態でメニューボタンを押し、「その他」-「アプリケーションシークレット切替」でON/OFFの切り替えができるので、一時的にアプリをまとめて非表示にすることができます。さらに先ほどの非表示設定とは違い、「ホーム画面のショートカットアイコン」や「関連するウィジェット」もあわせて非表示にできます。

が、そもそもどこでアプリケーションを指定できるんだ・・・？と、最初に試した時にアプリの指定方法がわかりませんでした。ネットで調べてようやくアプリケーションメニューのメニュー内の「その他」の中に発見。