電源が故障したTime CapsuleのHDDを取り出して外付けハードディスクとして使う
約3年使ったAppleのTime Capsuleが先日とうとうお亡くなりになりました。ACアダプタを差しても電源が入らないという状態。ネットでは1、2年で故障するという情報を見かけていたので、3年使えたのは長いほうでしょうか。
うちのTime CapsuleはWi-Fiルーター兼バックアップ兼ちょっとしたファイル置き場に使っていたので、何よりデータを救出しないといけません。
Apple Storeで修理できるのかネットの情報を調べてみたところ、リコール対象だったシリアル番号の製品以外は修理できないという情報ばかり。(めんどくさかったので実際に問い合わせたりジーニアスバーに持っていったりしたわけではないです。)
そんなわけで Time Capsule を分解してハードディスクを取り出し、別のハードディスクケースに入れて外付けディスクとして復活させることにしました。
Time Capsuleを分解してみよう
Time Capsuleの分解は簡単で、裏のゴムカバーを剥がしてネジを取り外すだけ・・・なのですが、このゴムカバーを剥がすのが一番の重労働でした。
↑ 端っこだけ剥がしてネジを外してみましたが、裏蓋は外れませんw
↑ ネジは端っこだけではなかった。
↑ 無事、開きました。右側がハードディスクです。左はバッテリー。
↑ SATAのコネクタを抜きます。
↑ 左のバッテリーの下に温度センサーのケーブルが潜り込んでいるので、こいつも外します。
↑ これでOK。簡単にハードディスクを取り出せました。
ハードディスクケースに取り付けよう
無事にハードディスクを取り出せたので、次はハードディスクケースに取り付けます。
Time Capsuleのハードディスクドライブは3.5インチのSATAということで、以下のUSB接続式のHDDケースをAmazonで購入しました。
玄人志向 3.5型HDDケース SATA接続 電源連動 USB2.0対応 マットブラック GW3.5AA-SUP/MB
↑ 内容物。
↑ ケースからコネクタ部分を取り出します。
↑ 外したコネクタを、ハードディスクのSATAコネクタに接続します。
↑ ネジで固定します。
この時、取り出したハードディスクには邪魔なビスが2個ついたままになっているので、それは外して付属のネジを締めてください。
固定したらケースに収納します。
↑ さらにケースの側面、背面の計4箇所をネジで締めます。
ACアダプタを接続し、USBケーブルでMacと接続したらハードディスクケース背面にある電源スイッチを入れます。
↑ これで完成。
さてこれで認識されるかな・・・?
↑ きちんと認識されました。
中のデータもきちんと残っていました。電源系の故障だったのでまぁ残ってますよね。
しかしこのディスクもいつ壊れるか分からないので、また別にバックアップを取っておいたほうがいい気がしています。。
ところでこのディスクは過去のバックアップデータを引き継いでTime Machineのバックアップに使えるだろうか?と思って試してみたのですが、どうやっても「識別情報が変わっている」と言われてしまい、過去のバックアップデータを引き継ぐことはできませんでした。んー、仕方ないか。。
【分解の参考サイト】
» あらためて Time Capsule を分解してみます。:☆ びぼうろぐ ☆:So-netブログ
コメントを残す