iOS6の新機能「おやすみモード」を設定して夜中の電話や通知を賢くシャットアウト
iPhone 4のOSをiOS6にアップデート。何か目新しいものはないかなと設定画面を見ていて気になったのが、この「おやすみモード」。気になるけど、この機能をオンにすると一体何がどうなるのかまったく分からない。
というわけで、おやすみモードについて調べた内容をまとめてみました。
おやすみモードとは?
Appleのサイトの説明によると、おやすみモードというのは電話や通知を遮断することができる機能のようです。おやすみモードをオンにしている間はステータスバーに月のアイコンが表示されます。
※ ちなみに夜中限定の機能ではありません。
確かにiPhoneアプリは通知が多い。TwitterやFacebookを使っていて、夜中にそれらの通知があると寝られない・・・ということはあるでしょう。
かといってiPhoneの電源をオフにしてしまうと、大事な電話も着信できなくなってしまって困ります。そのような事態を防ぐために、おやすみモードにはいくつか便利な機能が備わっています。
おやすみモードの設定は「通知」から
一見すると分かりにくいですが、おやすみモードの設定はその下にある「通知」の中にあります。「設定」-「通知」-「おやすみモード」という順でたどります。
おやすみモードで設定できる項目は以下の3つ。
・時間指定
ここでは、自動的におやすみモードにする時間帯を設定することができます。毎回手動で設定するのが面倒な場合は、ここで時間指定をしておくとよさそうです。
※ Appleのサイトには「例えば平日の午後10時に自動的にオンになるように設定しておくこともできます。」とありますが、「平日の」という指定は特に見当たりませんでした。
・着信を許可
ここでは、おやすみモードがオンの間であっても電話の着信を許可するグループを指定することができます。指定できるのは「すべての連絡先」や「よく使う項目」のほか、連絡先アプリのグループも可。
この指定をしておくことで、おやすみモードを使って電話や通知を遮断しつつも、大事な人からの着信は許可するということができます。
なお、連絡先グループの作成は、Mac側の連絡先アプリでグループを作成してからiCloudで同期させるか、グループ作成に対応したアプリを使うかのいずれかで可能です。
・かけ直しの電話
詳しくは設定画面の説明にありますが、これをオンにしておくと「同じ人から3分以内に2度目の電話があったら通知する」という挙動になるようです。
つまり電話をかけた相手がおやすみモードを使ってそうだったら、3分以内に再度電話すれば通じるかもしれません、ということに。もちろんそれがイヤだったらオフにしておきましょう。
まとめ
このように「おやすみモード」を使えば、特定の時間帯に電話や通知を遮断しつつも、特定の連絡先グループからだけは電話を許可することができ、夜中の電話やアプリの通知がイヤだからと電源をオフにする必要もなくなりそうです。
もしかしたらアプリごとに通知の可否を決めたいというニーズもあるかもしれませんが、今のところそのような設定はできません。今後のアップデートに期待といったところでしょうか。
コメントを残す