ARROWS V F-04E の発売前体験会で知った色々と感想いろいろ
28日の発売が発表された ARROWS V F-04E は内覧会等で何度かさわってきたのですが、「まだまだ伝えたいことがあるんだ」という富士通さんからお招きいただいて再び実機を体験してきましたので改めてその感想を記しておきます。
まずは知ったこと色々を。
- LTEサブアンテナの位置を改善。
- F-10Dより約30%の熱拡散効果。
- カメラは暗所でのフォーカスも改善されている。
- 標準ブラウザで文字を長押しするだけで辞書をひける。
- ARROWS V の「V」には「Visual」とか「Victory」とかいう意味があてられている。
- 画面下のアプリケーションアイコン長押しで手書き検索が起動。
- ナビゲーションバーや日本語入力キーボードに加えて電池アイコンもデザインを変更できる。
- デザイン変更で選べる電池アイコンの中にはバッテリー残量表示つきのものもある。
といった感じ。続いて感想いろいろを。
高画質動画の再生は確かに綺麗だ
映像は確かに綺麗。普段はYouTubeとかワンセグとかどちらかというと元の画質が低い動画しか見ないので、あまりスマホで高画質の動画を見ることはないのだが、プリインされてる動画を見るとその実力がわかる。店頭で実機を見る機会があったら高画質動画を再生して見てほしい。
電源ボタンのサイズはそれほどでも
従来の小さかった電源ボタンと音量調整ボタンがやや大きめになり、一番上にあった電源ボタンが一番下に移動している。一番下にしたのは電源ボタンに指が届きやすくするためらしい。個人的には従来のサイズが押しにくいと思ったことはほとんどなく、これまでの配置に慣れているのとがあるので、それほどでもという感想。
どちらかというと、指で側面をなでるだけでボタンの位置を認識しやすい凸感があるほうが大切かな。
カメラの性能は期待できる
F-10Dのカメラは使ったことがないけど、F-05Dのカメラと比較する性能がアップしたのは一目瞭然で、使った瞬間にわかる。料理が美味しそうに撮れるような補正もしれくれるらしいが、それで本当に美味しく見えるかは個人的な好みも入ってくるかなと思う。最近はフィルタ系アプリがたくさんあるし。
どちらかというと「暗い場所でも綺麗に」というほうがカメラ性能に依存するところなので、ここに自信があるならこっちをアピールしたほうがいいかもしれない。あとは夕焼けが綺麗に撮れたらいいのだがその辺りどうなんだろう。
あと若干押しにくいなと感じたが、音量UPキーを押すことでも撮影できるようになっている。
「持ってる間ON」が便利
例えば「歩きながら地図を見ていてい、ちょっと画面を触らずにいたら画面が消灯してしまい、またロック解除とパターン入力しないといけない」という感じのことはよくある。なのでこの「持ってる間ON」は絶対便利だと思う。
逆に「持ったらONはできないの?」と聞いてみたら、「常にセンサーを稼働させておく必要があって消費電力上の問題がある」という理由で採用していないとのこと。あと「カバンの中に入れて歩いてるときに誤感知して常にONとかなると困る」という問題もあるそうで、確かにそうだなーと思った次第。写真にあるように「水平時すぐにスリープ」をOFFにできるのでこれとの併用がよさげ。
画面隅から指をスライドインでキャプチャは良い傾向
Android は 4.0 系から画面キャプチャ機能が搭載されているが、F-04E には画面の隅から指をスライドインすることでキャプチャする「キャプメモ」という機能がある。標準のキャプチャが「電源キー+音量ダウンキーのシビアな同時押し」という操作なので、キャプメモのほうが使いやすさはある。しかしメモ機能の起動が遅いのが難点。これってメモ機能起動しないオプションってあったのかな?
大画面と操作性とバッテリーのトレードオフ
ガラケーのときは操作部分と画面部分が分離していたので「大画面になるほど嬉しい!」というのは確かにあった。しかし操作部分と画面部分が一体化しているスマホは「大画面になるほど操作しにくい」という不満が生じてしまう。しかし画面が小さいスマホもまた「操作しづらい」となる。バッテリーもそうで容量を増やそうとするとどうしても本体が大きく、重くなってしまう。この辺りは避けられない葛藤があるんだろうなと感じるところである。
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