Kindle向けに出版するときのiOS向けコンテンツの反映の遅さに対する憂鬱
Kindle向けに電子書籍を個人出版する際に、必ず読んでおいたほうがいいエントリーがあります。
» ダメすぎなiOS版KindleアプリでKDP作家が死なないために | 電明書房
Kindle Format 8については別エントリーで書くとして、5番目の「iOS版だけストアへの反映が遅い」という項目。これほんとマジで困ります。出版されているにも関わらずiOSでだけコンテンツをダウンロードできない状態が数時間続くのです。
↑ こういう状態になります。
先のエントリーでも「おそらく,別枠で最適化ファイルを生成しているようで」と推測されていますが、Amazon側でファイルの展開→タグの追加→コンテンツ再生成→確認という作業を人力でおこなっているのではないか(まさかクラウドソーシング?)と予測せざるを得ないくらい、時間がかかります。
なので、現状では書籍のステータスがめでたく「出版」になっても、iOS向けが有効になるまでは喜べません。いや、喜んではいけません。しかも、もしかしたら入稿したコンテンツのほうに原因がある可能性もあるのです。そして一番厄介なのが、一体どちらが原因でiOS向けにダウンロードできないのか、著者側には区別がつかないという点です。
そして、これは最初の出版時だけでなく、書籍を更新する際にも発生します。
Kindle本は出版後も簡単に内容の修正ができるのですが、あまり頻繁に修正をおこなってしまうとiOS向けに配信できない状態が多々発生することになります。なので、頻繁な書籍の更新はおすすめできません。
先日出版した「マフモコスナップ」も出版時にiOS向けが有効になるのに4時間くらいかかりました。そして本日内容を更新したのですが、更新が有効になってから今度は12時間以上、iPhone向けに配信先を選択できなくなっています。(サポートに問い合わせ中…)
このように、出版後はiOS向けコンテンツが有効になるのに数時間かかるという感じなので、これから出版しようと思っている方は罠にハマらないよう、気をつけてください。
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