ただの紙をタッチスクリーンのように操作する富士通の技術が近未来的
Mashableで「Fujitsu Develops Technology That Turns Paper Into a Touchscreen」なる記事を見かけて、「紙をタッチスクリーンにするってどういうこと?」と思って映像を見てみたらちょっとカッコ良かったw
↑ ただの紙の上の写真を指先で範囲指定すると…
↑ 指定した部分が机の上にコピーされている!
この近未来的なUIを実現するために使用しているのは普通のWebカメラとプロジェクタ、画像処理の技術だそうです。
操作する前に紙の情報をWebカメラでスキャンし、同じくWebカメラを用いて撮影した指の動きを元に、画像処理によって指の位置や指と紙との距離を検出することで、「紙のどの部分をタッチしているか」が分かるようになっているらしい。
そういう仕組なので、この技術は特に紙に限らず何でもOK。
しかもこの装置は「指を1本出した時だけ反応する」という工夫がされているそうで、このシステムをテーブルの上に常備していても、問題なく他のアナログ作業ができるようになっていると。なかなか実用化を考慮した設計になっていて素晴らしいです。
気になる映像は以下からどうぞ。
日本のニュースサイトでも取り上げられていましたのでこちらもどうぞ。
» 富士通研究所、実物をタッチするだけで操作できる次世代インタフェース | パソコン | マイナビニュース
» 富士通研究所、指で直感的に触って操作できる次世代UIなどを公開
» まるでSF映画──富士通研、リアル世界を指で触って情報を操る新UIを開発 – ITmedia ニュース
» 紙を指でなぞると情報をスキャン 次世代のタッチユーザーインタフェース – ねとらぼ
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