ARROWS NX F-06Eのフルセグは山手線でどれだけ受信できるか？
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さて、前回に引き続きフルセグのレビューです。前回の記事では自宅、居酒屋、屋外で視聴した様子をレビューしましたが、今回は「電車の中でフルセグを視聴できるか？」という課題に勝手にチャレンジしてきました。
検証条件
- とある日の午後の山手線、最後尾車両の前方付近、着席
- ワンセグ/フルセグの切替はフルセグに固定
- 受信チャンネル NHK綜合
- アンテナは最大に伸ばした状態
- イヤホンをつけた状態
検証結果
以上の条件のもと、山手線各駅とその駅間においてフルセグを視聴できるかどうか検証しました。結果は以下の通りです。
新宿 OK
↓ OK
新大久保 OK
↓ OK
高田馬場 停止する
↓ OK
目白 やや乱れる
↓ OK
池袋 やや乱れる
↓ 乱れる箇所あり
大塚 OK
↓ OK
巣鴨 停止する箇所あり
↓ OK
駒込 停止する箇所あり
↓ OK
田端 OK
↓ OK
西日暮里 やや乱れる箇所あり
↓ OK
日暮里 やや乱れる
↓ OK
鶯谷 OK
↓ OK
上野 OK
↓ OK
御徒町 OK
↓ OK
秋葉原 やや乱れる箇所あり
↓ OK
神田 OK
↓ OK
東京 やや乱れる箇所あり
↓ OK
有楽町 OK
↓ OK
新橋 OK
↓ OK
浜松町 OK
↓ OK
田町 やや乱れる箇所あり
↓ OK
品川 やや乱れ、停止
↓ 停止する箇所多い
大崎 乱れる
↓ OK
五反田 OK
↓ OK
目黒 停止する
↓ やや乱れる箇所あり
恵比寿 停止する
↓ 乱れる、停止する箇所あり
渋谷 停止する
↓ やや乱れる箇所あり
原宿 南側は停止する
↓ やや乱れる箇所あり
代々木 北側停止する
↓ OK
新宿 南側停止する
この結果をざっと路線図にプロットすると以下のようになります。赤い箇所が映像が乱れたり停止したりしたポイントです。
(ファイル:鉄道路線図 詳細 JR山手線.svg – Wikipedia を使用)
考察
この結果から分かるように、電車が駅に入った時よりも駅と駅の間を走行中の時のほうが受信感度は良好でした。これは駅のホームのほうがフルセグ電波を遮蔽してしまう障害物が多いためでしょう。
また、日暮里から田町までは、途中の駅で映像が乱れる箇所がいくつかあるものの、他の区間と比べて受信状況は安定していました。これはおそらく東京スカイツリーに近い区間のためだと思われます。逆に品川から高田馬場までは映像が乱れたり停止したりすることが多いようです。
なお、今回はNHKのみで検証しましたが、チャンネルによって受信状況は変わる可能性があります。
それから余談ですが、電車の中では「Dolby Digital Plus」を ON にしておくと、音量が増幅されてよく聞こえるようになりますよ。
また、山手線1周の間のバッテリー消費量は同時にEvernoteとDolby Digital Plusなどを使用していて約26%でした。
まとめ
ずっとフルセグ見てて肩こった。
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