映画「風立ちぬ」ネタバレつき感想
ジブリ映画の「風立ちぬ」を見てきました。
以下、ネタバレありの感想を。
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黒川の奥さんが「美しいところだけ好きな人に・・・」と言うシーンがあったけど、映画全体もそんな印象。関東大震災で火事になるシーンとか戦闘機が落ちて大破みたいなシーンはあったけど、夢のシーンも多いし時代背景のわりには全体的に美しいところを描いてる映画だと思う。
菜穂子の寝ている横で主人公の堀越が設計図を仕上げてるシーンとか良かった。左手で菜穂子の手を握って、右手で計算尺を使って「片手で計算尺を使う選手権があったら…」っていうところ。自分だったら片手でキーボードやな・・・みたいな。その後でタバコ吸うのかよw っていうのはあったけど。
美しいというと飛行機作りにひたすら打ち込むエンジニアの美しさというのもあった。社内で独自の勉強会をやって白熱していて、それを見ている上司が「面白い」って言ってるシーンも良かったな。
ただ主人公の声に全体の75%くらい違和感を感じてた。ほかのキャストもプロの声優じゃないのに、他とあまりに差が激しくてちょっと脳内変換しないとまずい感じだった。が、あきらめた。
最初の子供の頃のシーンだけ別の人が声をしていて、そのあと学生時代のシーンになっていきなりオッサン声になったのでそのギャップも影響してたかも。年相応になったからか慣れたからか、菜穂子と結婚した後くらいから違和感を感じなくなった。
一方で瀧本美織は良かった。もう少し病弱さがあってもいいかなと思ったけど、菜穂子のもつ健気さと強さを表現するにはぴったりだった。
全体的にはタバコ吸いすぎだし夢見すぎだし声に違和感ありすぎだしプロポーズ早すぎだけどスマートでどういうことだよwっていうストーリーだったけど、ところどころ響く台詞があったのとエンディングの「ひこうき雲」がハマりすぎてたので☆3.5くらいです。
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# そういや予告編に流れてた「かぐや姫の物語」の絵がなんか恐かったなぁ。
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