シンプルながら頭を使うボードゲーム「スコットランドヤード東京」はこんな感じ
株式会社カワダで開催された「スコットランドヤード東京 発売前体験イベント」に参加してきました。
ブロガーイベントには珍しくボードゲームがテーマということで何やら面白そうだなと思って応募してたのですが、行ってみたらお土産がスコットランドヤード東京だったというちょっと美味しいイベントでしたよ。
スコットランドヤード東京って?
「スコットランドヤード」という有名なボードゲームがあるそうです。1983年にドイツで発売され、年間ゲーム大賞を受賞しています。子供の頃からホームズやポワロなどの推理モノが好きなので、スコットランドヤードといえばそれらに出てくるロンドン警視庁というイメージですが、ゲームを発売しているメーカーがドイツというのはちょっと意外でした。
スコットランドヤードはすでにスイス版やニューヨーク版が発売されており、今回発売されるのはその東京版となります。
↑ ボード上には東京都庁や、スカイツリーなどが描かれています。そういう意味での「東京」です。
↑ 開発途中の図。
西は新宿から、東は荒川のあたりまでがデザインされています。残念ながら中野は入ってませんでした。
どんなゲームなの?
プレイヤー1名が怪盗ミスターXとなり、残りのプレイヤーが刑事となってミスターXを捕まえるゲームです。ミスターXは数字の書かれたボード上を逃げ回るのですが、基本的にミスターXの位置はボード上に示されません。
↑ ボード上に配置されるのは刑事のコマだけ。(見づらいのでマルで囲みました。)
じゃあミスターXはどうやって動き回るのかというと、次のような専用ボードに今自分がいるマス目の番号をメモしつつ、ミスターX役のプレイヤーの頭の中で動くことになります。
↑ ミスターXはこのボードに自分の位置をメモする。
↑ さらにミスターX役はサンバイザーで視線を隠し、ボード上のどこを見ているか悟られないようにします。
全員のコマがボード上にあるわけではないというこのゲーム形式は面白いですね。もしミスターXの位置が常に見えていれば捕まえるのは簡単ですが、姿が見えないことで潜伏位置を推理するという要素がゲームに加わります。
ただ、ミスターXの位置がずっと分からなかったら相当難易度の高いゲームになってしまいます。そのためミスターXはゲーム中に5回姿を見せなければなりません。
↑ ミスターXが現れた!
刑事役の移動手段はタクシー、バス、鉄道の3種類。それぞれ使える回数が決まってます。ミスターXの出現時間にあわせて移動しやすいマスへ動いておくことがポイント。逆にミスターXはなるべく相手の裏をかいて移動しておかないとすぐに捕まえられてしまいます。
シンプルだけど頭を使うのでハマる
盤面だけ見るとマス目が多く、さらに多くの線が放射状に引かれているので一見難しそうに見えますが、遊んでみるとルールはいたってシンプル。すぐに覚えられる簡単なルールでありながら、刑事はミスターXの移動先を推理し、ミスターXは刑事の包囲網をかいくぐりながら逃げるというなかなか頭も使うゲームです。
実際にイベントで遊んでみたのですが、こっち側にいるだろうと思っていたミスターXがいつの間にか高飛びしていた時のしてやられた!感はなかなか悔しいですし面白かったです。
スコットランドヤード東京は6月28日発売開始。2人〜6人で遊べます。
ラベンスバーガー スコットランドヤード東京 (カワダ)
» ボードゲーム「スコットランドヤード東京版」発売前体験イベントへのご参加ありがとうございました | アジャイルメディア・ネットワーク
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