XcodeでCommand Line Toolsに同じバージョンが複数表示される場合
Xcode の 「Preferences…」-「Locations」に「Command Line Tools」という項目があって、そこで Xcode のコマンドラインツールのバージョンを選択できるようになっていますが、ここに同じバージョンのものが複数出る場合があります。
結論からいうとこれは Mac 上に同じバージョンの Xcode が複数存在しているということで、自分の場合は Xcode 6 beta のインストール用ボリューム(.dmgファイル)を開いたままにしていたのが原因でした。
つまり「/Applications」と「/Volumes/Xcode」の2箇所に Xcode が存在していたため。
間違って dmg ボリューム上のコマンドラインツールを選択していると、当然ながらボリュームを取り出した後にコマンドラインツールが使えなくなり、例えば Mac 上で git を使おうとすると「xcrun: error: active developer path (“/Volumes/Xcode/Xcode6-Beta4.app/Contents/Developer”) does not exist, use xcode-select to change」といったエラーが出て git が動作しなくなったりします。
通常は App Store からインストールされる Xcode だけしか存在しないので問題となることはないですが、ベータ版をインストールした後にボリュームを取り出さないままだったり、 Xcode.app を別の場所にコピーしていたりするとこうなってしまうので気をつけましょう。
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