学校の授業が生み出した苦手意識
教育の専門家ではないので自分の体験ベースで書きますが、学校の授業に組み込まれていることにより子供が苦手意識を持つということは多々あると思います。個人的には音楽 (特に歌を歌うということ)、水泳、作文の三つがこの世から消えてほしい三大カリキュラムでした。
音楽の授業では歌のテストがありそれは人前で歌うということを強いられます。単純にはずかしくて嫌いでした。幸いにも今ではカラオケにたまに行って楽しめるようになっていますが、それは決して学校の授業のおかげではなく、高校〜大学の頃に趣味でやっていた DTM によって音感が鍛えられたおかげです。
泳ぐことも苦手でした。幼少期に軽くプールで溺れた経験がありそれがトラウマで学校のプールの授業は大嫌いでした。この世から水泳の授業がなくなってしまえばいいと常に思っていました。授業で水泳をおこなうのには、泳げるようになっていざという時に命を守るためという意図もあるでしょうけど、もっと楽しい水泳の授業をやってほしかったですね。
そして作文。今このようにブログを書いていますが、子供の頃は夏休みの読書感想文の宿題が苦痛でした。本を読んだら「面白かった」意外にどんな感想があるのか。それなのに原稿用紙に何枚も何かを書かないといけないのです。
あとは毎日日記をつける宿題とかありましたね。毎日日記を書いて何が楽しいのかまったく分からない。「今日は特に書くことがありませんでした。」と書いたら先生から「ということを書いたのですね。」というコメントをもらったのが良い思い出です。
さて、最近よく「小学生にプログラミングを」とか「プログラミングの義務教育化」といった話題を目にしますが、プログラミングも同様だと思います。やるならば、苦手意識を持たせないようにすること。個人的にはクラブ活動や部活動レベルでいいんじゃないかと思ってます。
ちなみにプログラミングは大学の授業でC言語をさわったのが初めてでしたが、ポインタあたりで挫折し、まったく面白くありませんでした。今プログラミングをやっているのは趣味で始めた Perl が面白かったおかげであり、もしC言語しかこの世に存在しなかったらきっと別の仕事を選んでいたのではないかと思います。
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