劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』は早めに特典をもらうべし(ネタバレ有り)
ドラゴンボールZの劇場版新作『ドラゴンボールZ 復活の「F」』を観てきました。
今回は前作の破壊神ビルスとの戦いの後という設定で、ドラゴンボールによって復活したフリーザが悟空たちに復讐するというストーリー。前作に登場したウイスとビルスも出てきてなかなか面白かったです。で、ネタバレを書く前に、今回の映画を見ようかと思っている人は早めに行って先着150万人限定で配布されている入場特典「鳥山明描き下ろし脚本」をもらっておいたほうがいいですよ。
↑ 冊子の表紙からネタバレがあるので、映画を見終わってから開封しましょう。
特典の冊子には映画のキャラ設定に加えて今作の脚本が完全収録されてます。すでに公開7日目の4月24日の時点で動員数が100万人を突破したらしいので、このペースだと今週中には配布終了する勢いです。欲しい人はお早めに。
さて、以下ネタバレを含みますので、まだ観てなくてネタバレお断りのみなさまは映画を観た後に読んでいただけると幸いです。
─── 以下ネタバレつき感想 ───
というわけで。
まずは亀仙人に言及せざるをえませんw 事前にサイトで公開されていた予告映像とかCMにも出てましたけど、フリーザ軍の残党を亀仙人がボッコボコになぎ倒しててやばい。しかしあれだけ戦えてかめはめ波も打てるのに相変わらず舞空術は使えないんだなっていう…。
今作では最終的にウイスがいなかったら悟空たちは負けていたことになるので、フリーザが復活する時期がビルスが地球に来る前だったらフリーザはリベンジ成功となっていたのかもしれません。悔やまれますね。しかし以前も地球消滅っていう事態はあったしそうなったらまた界王神あたりが助けてくれそうなので、結局悟空たちは負けないかもしれませんが。
ところで今回の作品は、また近いうちに新作かスペシャルでも作る構想があるのかなと思えるような設定でしたね。前作でベジータが「次に超サイヤ人ゴッドになるのは俺だからな」と言っていたのに今回はすでにゴッドになったことがある前提でした。つまりビルスとの戦いとフリーザとの戦いのあいだに、
- ベジータが超サイヤ人ゴッドになる
- 悟空とベジータが「超サイヤ人ゴッド 超サイヤ人」になれることを知る
というストーリーが入る余地があるわけで。もちろんウイスのところで修行してるあいだにそれらの出来事があったということにしてもいいけど、色々と今後のためにすっ飛ばしてるということも。
あと特典の脚本にはブウが来てない理由の説明が書かれてるのに作品中ではふれられてなかったところも気になりました。脚本では「ブウは一度寝るとしばらく起きないから」みたいな理由になってますが、ここを言及しないことで次回作にブウをからめることができるからあえて外したとか。ブウが出てこなかったのは、フリーザが主役の作品にブウを登場させるのはフリーザ的によろしくないという配慮なのかもしれませんw
それにしてもフリーザが大幅にアップグレードして悟空と互角に戦えるくらいになるというのは無理がある設定だと感じましたが、結局悟空のほうが圧倒的に強く、それでも悟空がピンチに陥るというストーリーにするために、ウイスと修行しているところで悟空の自信過剰なところをウイスに指摘させるという話の流れとかうまく作られてました。
超サイヤ人ゴッド 超サイヤ人の髪の毛が水色なのは「冷静に戦えるようになったことを表現」しているそうなのですが、この水色は魔人ブウがウーブに生まれ変わった時期の悟空の道着の色にうまくつながります。
そこまで考えられてないかもしれませんが。
今回の新作と前作とを比べると、前作のほうが久しぶりのドラゴンボール新作という点に加えて、ビルスとウイス、超サイヤ人ゴッドといった初登場ものが多かったというところでワクワク感は上でしたが、今作では最終的に決着がついたので映画の終わり方としては今回のほうがスッキリでした。
劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』オリジナル・サウンドトラック (キングレコード)
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