ARROWS NX F-04Gのプライバシーモードで特定アプリの通知を非表示にする
ケータイ会議にて最新スマートフォン ARROWS NX F-04G をレビュー中です。
富士通のケータイ/スマートフォンといえば「プライバシーモード」です。今回の機種にももちろん搭載されています。これまでの ARROWS シリーズをすべて見ているわけではないですが、機能的には従来のプライバシーモードと同等、ただしプライバシーモードの解除時の認証に虹彩認証が使えるという点が大きな違いだと思われます。
プライバシーモードでは電話帳の内容や着信、メールの通知、ホーム画面のアプリ、ブラウザのブックマーク、ギャラリーの画像を隠すことができ、また文字入力の学習内容を使わないようにすることもできます。ただし富士通の独自のホーム画面やアプリを利用していることが前提となっているものがほとんどなので、完全に隠すというのはなかなか難しそうです。
個人的には特に隠したいような着信やらメールというのはないのでそんなに利用シーンはないかなぁと思っていましたが、アプリの通知はたまに隠したい時があります。飲み会でスマホをテーブルの上に置いてる時とか、友達にちょっとスマホを見せる時とかには通知が出ないほうが好ましいです。
アプリ開発の仕事をしている人などは、自分のスマホを使ってデモをする時に通知を隠したいといったこともあるでしょう。
実は Android 5.0 ではプライバシーモードを使わずともロック画面の通知の表示を管理したり、アプリごとに非表示にすることはできます。ただ設定や解除の操作はプライバシーモードほどシンプルではありません。プライバシーモードの良いところはサクッとオン/オフができるところにもあると思います。
というわけで、今回はプライバシーモードの実演動画を作ってみました。ホーム画面にある Twitter アプリを隠し、それと連動して通知も表示されないというデモをしています。プライバシーモードのオン/オフの操作も紹介しているので参考にしてみてください。
» ARROWS NX F-04Gのプライバシーモード実演 – YouTube
このようにあらかじめ設定をしておけば、簡単な操作でプライバシーモードをオン/オフすることができます。プライバシーモードにし忘れている時にもさっとオンにできるという点が便利です。
動画内で説明している電池アイコンに関しては、「プライバシーモード設定」の「その他の設定」にある「プライバシー新着通知」から設定できます。
もちろん「通知なし」を選択すれば、通知の有無すら分からなくなります。
ホーム画面でアプリを非表示にする機能はホーム画面を「NX!ホーム」にしている時だけ有効なので、他のホーム画面に切り替えると表示されてしまうという問題はあります。といっても通常使用の範囲内であれば特に不都合はないですが。
ちなみに「ホーム画面切替」にアプリケーションロックを掛けられたらいいなと思ったのですが、アプリケーションロックの対象に入っていませんでした。そもそもホーム画面切替は「設定」の一部なのかもと思って「設定」アプリにアプリケーションロックを掛けてみましたが、ホーム画面切替では有効にならずという結果でした。
なお、通知の非表示に関してはホーム画面と関係なく有効ですが、アプリによってはプライバシーモードの設定が反映されないものもあるので、その点はあらかじめ確認しておいたほうがいいでしょう。
モニター40日目 今日の満足度 ★★★☆☆ (3)
虹彩認証を使い続け、認証時の補助ファインダーを使わずともだいぶスムーズにロック解除できるようになりました。
最新スマートフォンARROWS NX F-04Gをブロガーが自由にレビューする、富士通主催のモニター企画です。端末は無償で提供されており通信料は各自の負担、モニター終了後の返却は必要なく、そのまま使い続けることができます。
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